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日銀国債536兆円保有と利上がりで巨大含み損の可能性が高まる!政府国債費の増大! [自民党が日本を滅ぼす!]

20Jan2023-1.jpg本日の当ブログ自民党が日本を滅ぼす第325話は、「日銀国債536兆円保有と利上がりで巨大含み損の可能性が高まる!政府国債費の増大!」をお送り致します。(写真:大瀬康介撮影[コピーライト]


日銀の黒田総裁の金融政策に綻びが出始め、世界のヘッジファンドが狙い出した。

20Jan2023-3.jpgご覧のチヤートは10年物国債金利の推移ですが、先日、黒田日銀総裁は、1月20日の金融政策決定会合で、現在の大規模な金融緩和策を一部修正し、長期金利の上昇を認める上限を従来の0.25%から0.5%に引き上げた為に、御覧の様に急騰しました。(グラフ出典:Tradingvew)


問題は、赤い矢印の部分では、日銀の上限0.5%を一時超えた為に、その後の下降は日銀の介入と思われます。


日本銀行は、安倍・岸田政府債務を約536兆円も買わされ、市場から国債を買い集めたので、市場に残る売り物は減り続け、市場に流動性と厚みが無い事を世界中のヘッジファンドが攻撃対象として狙う危険性があります。


その兆候は日銀が目指すイールドカーブコントロール(略称:YCC)に対すゆがみと言う形で既に表れています。


この事は、今後、日本の金利が上昇する事を示唆するものですので、今後景気の後退が起きる事が予想されますが、今の自民党・公明党体制や一部の野党では、これを回避させる政策を打ち出せる能力がありません。


こうした政府の体制も、世界のヘッジファンドは狙っていますし、アベノミクス政策が裏目にでる局面が出始め、日銀の黒田総裁は退任まで逃げ切るかも知れませんが、それを引き継ぐ日銀総裁は大変だと予想します。


政府はこれまで日銀が国債を高く購入して貰え、マイナス金利で利払いがありませんでしたから、既にこのマイナス金利は消滅していますので、政府は日銀に買わせた536兆円に対する利払いが生じるはずです。


今後、今後この国債の利払いが生じる上に、43兆円の防衛費倍増の財源が確保できず、更に、日銀への利払いが生じる恐れがあります。


こうした状況から自民党・公明党体制の崩壊は財務面から今後大きな破綻となり、パラダイムシフトが必要になる事が予想されます。


何れにしても、今後金利は確実に上がりますので、景気の更なる悪化は避けられず、帝国データバンクの調査では16万社の企業が利払いを出来ない可能性がありと、警告していますのでご注意下さい。

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