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すみだ北斎美術館は私の予測通り不要だった!経済効果に疑問!収蔵品の検証も無し! [自民党が日本を滅ぼす!]

12Apr2023-1.jpg本日のブログ自民党が日本を滅ぼす第346話は、「すみだ北斎美術館は私の予測通り不要だった!経済効果に疑問!収蔵品の検証も無し!」をお送り致します。(写真出典:大瀬康介撮影)


17Mar2022-1.jpg御覧のグラフはすみだ北斎美術館の開館時点から月別の来館者数及び入館料収入額の推移をグラフにたてもので、これは私が令和4年度の予算特別委員会で資料要求して作らせたものです。


すみだ北斎美術館について、私が2011年の計画段階に試算した結果、毎年5億円の赤字になる事が分かり、私のオンブズマン新聞で指摘致しました。


これについて自民党の自民党の古株議員から、各派代表者会で「何を根拠に5億円の赤字なのだ」と言われ、「正確に必要な経費を割り出して積み上げた結果5億円の赤字」となる事を説明しました。

そこで、逆に「何を根拠にオンブズマン新聞の記事が誤りだと言われるのかその根拠を示す様に」と問うと全く答えられず結果的に、行政の役人に試算させる事になりました。


その後墨田区議会自民党は、本所地域プラザの指定管理者に松島みどり後援会の関係者の社団法人BIGSHIPが随意契約させる事で、美術館の建設を認めました。


自民党は近隣住民主体で運営されるアバナンス会議に松島みどり後援会の人達を大量に入り込ませこれを乗っお取り、本所地域プラザを自分達の利権組織社団法人BIGSHIPが随意契約し、4回連続で随意契約しています。


結果的に、年間収入1200万円程度の本所地域プラザに年間6000万円が墨田区から指定管理料が流れる仕組みが作られました。


17Mar2022-3.jpgその結果出て来たものが御覧のもので、今から10年前の私が1年生議員の時の2013年2月8日に出て来た「すみだ北斎美術館の管理運営費の試算例」とされるグラフです。


損益分岐点が4億1,193万円で来場者が36万3,194人居ないと赤字なる事が分かりますが、令和3年度の直近1年間入館者数は、60,673人で損益分岐点から現時点で約30万人不足しています。


上のグラフの区負担額の部分の一番左下の観覧者数は10万人で切れていますから枠をはみ出して区の負担が増えている事を示しています。


更に、右側の損益の目盛りを見ますと約2億5千万円の赤字でこれに損益分岐点の4億1,193万円を足しますと約6億6千万円の赤字である事が分かります。


このまま赤字を垂れ流しますと、約10年で推定70億円の赤字が積み上がりますので、区財政への負担となる事は避けれません。


現時点では、本業の美術館の入館料収入では賄えない為に、ふるさと納税が事実上美術館存続の為に利用されて来ましたが、ふるさと納税が昨年度は約13億円も積み上がりましたので、これが全て美術館の基金に積みあがる事は多過ぎて問題視され様になりました。


橋本光明館長は、前長野県信濃美術館・東山魁夷館館長、専門は美術教育、信州大学名誉教授と経歴は立派ですが、事業や経営を推進出来るかと言うと現在の結果を見れば一目瞭然です。

しかも、これまでの累計で150億円近い税金が投じられましたが、区が言う経済効果は殆ど無く、観光がバスが行列を作るなどの光景は見た事がありません。
また、これまでに所得したいかがわしい収蔵品に対する検証すら出来ないのですから美術館として既にオワコンですね。
この状態を抜け出す為には、やはり館長人事を刷新する必要があり、企画経営力のある人材を配置する必要がありそうですが、御用学者を館長に据える事業体質が変わらない限り、実質赤字経営から抜けられそうもありません。

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