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すみだ北斎美術館の年間赤字は10億円に膨らんだ!決算特別委員会資料から算出! [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

19Nov2022-1.jpg大瀬康介が決算特別委員会資料からすみだ北斎美術館の令和3年度赤字額を算出してみますと、年間赤字は10億円を超えている事が分かりました。


11月議会でも問題に致しますが、すみだ北斎美術館の年間赤字は10億円に膨らんでおり、現状のままの経営では10年後には、100億円を超える累積赤字になる事が予想されます。


01Nov2022-2.jpg先ず最初に御覧のグラフは、平成23年の各派代表者会で、自民党からオンブズマン新聞のすみだ北斎美術館の赤字は年間5億円と言う記事が問題視され、何を根拠に指摘されるのか逆に質問致しましたら、全く回答出来ませんでした。


そこで、理事者側に試算させる事になり、その結果、損益分岐点は4億1,100万円で、これに北斎資料収集基金毎年1億円を足すと5億1,100万円となり私の指摘が正しい事が証明されました。


正確には、平成24年の決算特別委員会の資料67の「すみだ北斎美術館」管理運営費の試算例(観覧者数における損益分岐点)では、来館者数が年間約36万3千194人、損益分岐点の売上高は約4億1,193万円です。


現在では過去3年間に渡り連続して月別来館者数が1万人を下回る様になり、直近、つまり令和元年9月から令和4年8月の過去3年間の平均年間入館料収入は、約5千320万円にまで落ち込み、損益分岐点との差額は、3億5,873万円まで開いてしまっています。


来館者数の損益分岐点は、年間約36万3千194人に対して73,242人ですから二桁減の約5分の1以下に落ち込んでおり、直近の1年間つまり、令和3年9月から令和4年8月の売り上げ額は約5,371万円に過ぎません。


売上げベースで3億8,500万円のマイナスで、施設の管理運営費は年間2億3,200万円になり、これに寄付キャンペーン経費は令和3年度で3億8,748万円でこれらを加えますと昨年度、すみだ北斎美術館全体では計算上、約10億484万円の赤字である事が試算されます。


つまり、すみだ北斎美術館は、私が10年以上前から指摘していた通り、事業として成り立たないと言う指摘が的中しており、更に10年後には100億円を超す莫大な累積損が計上される事を予想致します。


現状のままの経営状態では、10年後には毎月の売り上げ額は200万円を下回る事がシュミレーションされます。


私が何度もすみだ郷土資料館と同じ結果になる事を指摘しましたが、議会では自民党・公明党らの賛成で建設工事が決められてしまいましたが、当時この議案に賛成した議員は、今後の赤字にどう責任を取るのでしょうか。

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すみだ北斎美術館の首を傾げるコレクションを検証!門人の作品と比較展示したら! [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

18Jul2022-1.jpg御覧の肉筆画は、葛飾北斎の門人北溪の「杜鵑図」で、これは墨田区が購入したものでは無く寄託されたものです。


この肉筆の優れた点は、北斎の画風を忠実に継承している点で、北斎の門人の中でも北溪は優れた作品を残しています。


そこで、これまで墨田区が葛飾北斎の肉筆として購入したものに「杜鵑図」があるので、是非皆さんに見比べて欲しいので、下に掲載いたします。


18Jul2022-2.jpgこれは、墨田区が平成20年5月8日に5,775,000円で北斎の肉筆として購入したもので、落款には北斎とありますが、北斎と言われても違和感を感じるのは私だけでしぅか。


観察すべき点は、胴体と翼のバランスで、この様な鳥が自然界に存在していたなら羽の大きさが小さすぎて揚力を充分に得られませんから、これでは空を飛ぶ事が出来ないはずです。


まるでジェット戦闘機の翼程度ですから、戦闘機並みの推力が得られる様なエンジンでもあるなら可能かも知れませんが、これではどう考えても無理そうで、違和感を感じます。


これに比べて門人の北溪の肉筆は、大きく幅の広い羽ですから充分に揚力が得られそうで、違和感を感じません。


18Jul2022-3.jpgこれは平成26年(2014年)のすみだ北斎資料収集委員会・資料評価員の名簿です。


18Jul2022-4.jpgこちらは、令和3年度(2021年)のすみだ北斎資料収集委員会・資料評価員の名簿ですが、永田生慈氏は死去しその代わりに、新たなメンバーと入れ替えたようです。


ここにいらっしゃるのは、版画の摺師と各美術館の館長さんと、近代版画の研究者である大学の講師などの方々ですから、こうした古美術品の鑑定や価格の査定のできる方や北斎の専門やは相変わらず入っていません。


強いて言えば、安村敏信氏ですが、以前は板橋区立美術館にいらした方で、いつの間にかに信州小布施の北斎館の館長になられた様です。


すみだ北斎美術館では、是非とも御覧の北斎と門人の作品を並べて比較展示していただければと願います。


6月の区議会本会議で北斎の門人の作品を買っていたらきりが無いと指摘致しましたが、区長の答弁ではガラクタ買いが収まりそうもありませんので、事実関係を暴露していく事にしました。


特に古美術品は価格があって無い様なものですし、そもそも真贋を鑑定できる公式の機関が存在しませんから、我々の税金で贋作を買い、利権者の懐に入ってしまう可能性は否定できません。


そこでこうした事を未然に防ぐ必要がありますので、過去の怪しい資料や展示の可能性の低い資料を暴露して参ります。

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週刊文春がスクープ!墨田区と北斎繋がりで姉妹都市小布施町で職員3名が連続不審死! [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

05May2022-2.jpg5月5日発行の週刊文春によると、墨田区と北斎繋がりで姉妹都市関係にある職員数100名程の小布施町で僅か2年職員3名が連続不審死している事が報じられました。


どうやら死亡した3名以外にも美術館職員などが人間関係のストレスで長期休業したり、退職している事が書かれています。


実は、墨田区でも3年程前に職員の自殺があった事がありますし、仕事上のストレスで長期休業されている方の報告もございますので、単に小布施だけの問題ではないのかも知れません。


こうした問題が出るのは、特定の人に仕事を押し付けてしまう官僚組織に問題があり、何人かのチームで仕事も責任も分散させていれば防げるものですが、情報が漏洩しない様にされた蜜室型の組織ではこれが出来ない様です。


特に美術館の場合、美術品の購入には闇がつきもので、本来価格があって無い様な古美術品の場合、公金がマネーロンダリングされて闇に流れている可能性も否定できません。


すみだ北斎美術館も、小布施の北斎館も浮世絵の購入は、本来ならサザビーズやクリスティーズなどの世界的なオークションで落札すれば、取得価格が公になりますし、万一後日贋作だった場合、オークション会社が買い戻してくれます。


その事私は墨田区にきちんとつ伝えていますが、なぜかこれをせずに、特定の美術商から購入しています。


こうした姿勢から読み取れる事は、美術品を公金で支出して仮に贋作だったとしても、売る方も買う方も本物と信じて売買したと言う理由があれば、仮に1億円の古美術品が偽物だったとしても、誰も責任を問われない事になります。


つまり、公金が贋作にすり替えられ支出され、闇に流れている可能性があります。


こうした事情を知る者は都合が悪くなると消される可能性があっても不思議ではありません。


古美術品の目利きがいない地方自治体では、こうした古美術信を買う時の評価委員も殆どがど素人である事が過去の調査で分かっていますので、専門家不在の自治体の美術館は必ず闇があると私は見ています。

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墨田区のふるさと納税の実態を暴露!寄付キャンの半分が展望レストランに消える!2話  [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

20171028-8.jpg昨日に引続きふるさと納税とすみだ北斎美術館に群がる天下り利権の構造を解説して参ります(写真は多額の税金を食い尽すすみだ北斎美術館)。


20171028-4.jpgこれは、墨田区の平成28年度の予算執行実績報告書の北斎関連支出はこの部分だけで総額で4億9千837万円である事が分かりますが、その中でも赤い矢印部分にご注目ください。


寄付キャンペーン事業費に1億1,900万円余りが使われている事が分かります。


つまりこのお金は墨田区のふるさと納税に伴う「ふるさとチョイス」等の経費や宣伝費、最も多いのが返礼品を買う為の費用の合計が約1億2,000万円かかっている事が平成28年度の予算執行実績報告書から分かります。


20171028-1.jpgこれは、ふるさと納税を利用して5万円を寄付された方が返礼品として何を貰ったかの人気の高いものを一覧にした決算委員会資料ですが、トップはSky Restaurant 634(musashi)ランチ「粋コース」利用券がダントツである事が分かります。


このランチは単価4,860円にサービス料10%がかかりますのでご計5,346円になりチケット印刷料や郵送料を加えますと推計6,000円の返礼品と思われ、ペアですから合計12,000円を墨田区が返礼品として買う事になります。


これに返礼の3997件の数を掛けますと総額で47,964,000円Sky Restaurant 634(musashi)のランチ代として支払われている事が分かります。


20171028-3.jpgこちらも、ふるさと納税を利用して10万円を寄付された方が返礼品として何を貰ったかの人気の高いものを一覧にした決算委員会資料ですが、トップはSky Restaurant 634(musashi)ランチ「粋コース」利用券がダントツである事が分かります。


こちらのディナーは単価が¥12,960円(消費税込み)それにサービス料10%1,296円が含まれた14,256円で更にチケットが作られて居ますので推定744円が加わり合計15,000円でペアですから倍の30,000円が返礼される仕組みですから合計30,000円を墨田区が返礼品として買う事になります。

これに返礼の576件の数を掛けますと総額で17,280,000円Sky Restaurant 634(musashi)のランチ代として支払われている事が分かります。
上記双方を合計しますと65,244,000円がSky Restaurant 634に支払われる事が分かります。
それではこの代金の出所は何処でしょうか。
20171028-4.jpgこれは、墨田区の平成28年度の予算執行実績書の赤い矢印部分の寄付キャンペーン事業費が実はふるさと納税に係る部分でその金額は約1億1,900万円超です。
この金額の殆どは返礼品代に消え、その約半分以上が65,244,000円がSky Restaurant 634に支払われている事になります。
この約1億1,900万円の原資は我々の税金で賄われており、ふるさと納税がある度に北斎基金に積み立てられる仕組みですから、平成28年度だけで6億2,700万円超が集められています。
このお金は北斎基金ですから天下り先であるすみだ北斎美術館の為だけに使われる仕組みです。
問題は、返礼品に使われる1億1,900万円が我々の税金で、つまり、我々の税金が返礼品に使われますが、返礼品に釣られてふるさと納税され寄付されたお金は全て北斎基金に入り、天下り役人が美味しい汁を吸う仕組みです。
しかし、問題が区議会が与党化しておりこの様な状態でも見て見ぬふりや、こうした予算や決算が圧倒多数で可決されてしまう事が、無駄なハコものを温存させているのです。
20171028-2.jpg総務省も墨田区のふるさと納税の返礼品や仕組みについて問題視しており、今後改善が求めらると思われます。
この問題は来月の20日と21日に開催される区政報告会で詳しく説明したいと思います。

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墨田区のふるさと納税の実態を暴露!寄付キャンの半分が展望レストランに消える!1話 [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

20171028-5.jpg墨田区の決算特別委員会が開会中ですが、委員のメバー構成のせいか問題がありながら問題が余り指摘されていないので墨田区のふるさと納税を利用した天下り北斎美術館へふるさと納税が全て使われる実態をお知らせ致します。


ご覧の写真はふるさと納税サイトに掲載された墨田区の豪華返礼品として提供されているSky Restaurant 634(musashi)ディナー「粋コース」利用券×2枚(ウエルカムドリンク付)のものです。


これは、ディナー¥12,960には消費税が入っていますが、それにサービス料10%1,296円が含まれた14,256円で更にチケットが作られて居ますので推定744円が加わり合計15,000円でペアですから倍の30,000円が返礼される仕組みです。


つまり、仮に年収800万円のサラリーマンが100,000円をふるさと納税して、返礼品にSky Restaurant 634(musashi)ディナー「粋コース」利用券約30,000円をもらうとどうなるのでしょうか。


総務省のHPからエクセルで試算が出来るので出して見ました。


20171028-6.jpgこれによるよと家族構成が夫妻で妻が専業主婦の場合は、自己負担金が2,000円で所得税と住民税額から控除される額は98,000円になり、30,000円相当の返礼品を受取る事になります。


つまりどうせ税金を取られるなら100,000円を2,000円をふるさと納税して30,000円相当の返礼品を受取り所得税と住民税額から98,000円を控除して貰えるのでかなりお感があるのです。


しかし、本当に得をするのか誰かを見てみましよう。


20171028-4.jpg

これは、墨田区の平成28年度の予算執行実績書の北斎関連支出はこの部分だけで総額で4億9千837万円である事が分かります。


20171028-7.jpgこの問題は今から5年も前の平成24年2月15日発行のオンブズマン新聞第5号掲載した記事ですが、赤い矢印の部分に記載した通り「開館すれば毎年5億円近い維持運営費が必要になります」と指摘した通りの結果になっており、私の指摘が的中しています。


こうした精密な予測が出来るのは国際金融マンとして働いた経験や大手商社マンとして経験を積んでいるから出来る事で、平成24年の各派代表者会では絆の田中哲議員が自民党の瀧澤座長にこの数字は根拠が無いかの指摘をしました。


この数字が根拠の無いと言う側からの根拠は何も示せず、結果的に理事者側が試算をするとの事になり、翌平成25年9月に損益分岐点4億1,200万円と来場者数は36万人来場しないと赤字なると言う数字が出て来ました。


この金額が出た事で私の試算が正しい事がある程度証明された形になりましたが、今回の執行実績ではズバリ私の試算通りだった事が証明されました。


これは大変長くなりますので、明日の当ブログに続きます。


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天下り御殿すみだ北斎美術館建設の裏で見捨てられた立花児童館の現実! [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

20170604-6.jpg平成28年11月22日に開館したすみだ北斎美術館は、建築費だけで総額38億円、周辺道路の整備事業費で2億8千万円、開館式典及び開館記念事業費は4千445万円と平成28年度だけで総額19億9千155万円約20億円が使われます。


このハコものはバブル最盛期の平成元年頃から計画されこれまでの資料収集等を合わせますと総額で100億円を軽く超える莫大な区民の税金が使われており、更に大規模修繕を含む建物維持管理だけで年間3億円かかります。


更に、美術館をまともに運営するには多額の宣伝費は1億円から2億円、資料の取得で毎年1億円の多すぎる基金、イベント等で年間5千万円はかかりますが、入館料は甘く見ても1億円程度しか見込めません。


全ての諸経費計算しますと年間5億円の赤字が出る事を私はこれまでのデーターから試算しています。


こうした状況下で、区民の皆様から肝心な事に税金が使われて居ないとの情報をいただきましたので、早速現場を視察させていただきました。


20170604-1.jpgご指摘を受けた施設は、立花児童館で付近の鉄製の構築物である手前の、ガードレール、児童館の鉄製の柵、児童館の鉄製の建物の屋根の部分は錆だらけで、ここまで腐食が進んでしまいますと交換しなければ強度が保てない恐れがあります。


コンクリートの壁面部分も劣化が激しく建築してから全く手を加えていない事が窺われました。


20170604-2.jpg屋根を囲む鉄製のパネルは錆だらけで、当然、取付け部分は最も腐食が進む事を考えますと必要な強度が保てず、強風が吹けば吹き飛ぶ恐れがあります。


手前の鉄製の柵も塗料の劣化と腐食が激しく、定期的に塗装をするべきですが、すみだ北斎美術館の建設に多額の税金が注ぎ込まれる為に後回しにされた可能性がうかがわれます。


20170604-3.jpgこれは裏側から見た写真ですが建物全体が、建設されてから一度も塗装をされた形跡がない事が分かります。


20170604-4.jpgプレハブの建物屋根にはかなり腐食の進んた錆があり、仮に塗装をするとしてもこの錆を取ると鉄板に穴が開いてしまったり錆が取りきれない恐れがあり、ここまで腐食が進んでしまうと交換する必要がある事が分かります。


20170604-5.jpg天下り御殿すみだ北斎美術館建設の裏で見捨てられた立花児童館の現実をご覧ください。


このまま放置しますと、剥げた塗膜片が児童の目などに入りますと失明する恐れがありますし、全体として汚い雰囲気が放置されますと、犯罪を誘引させますし、現場の職員のモチベーションも低下します。


今後、管理者である子育て支援政策課に対してこの問題を指摘し、いつまでに改善できるかをお求めています。

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密かに書き換えられた墨田区北斎館資料収集委員会設置要綱と同評価員要綱! [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

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20170425-2.jpgご覧の最初の文書は墨田区北斎館資料収集委員会設置要綱ですが、平成25年6月1日付で北斎館からすみだ北斎美術館に呼称が変わった事を理由に重要な文言まで役人の都合で書き換えられています。


特に重要な問題は第4条で、委員会開催の都度、学識経験を有する者のうちから区長が以来すると書き換えあられています。


その前に、学識経験者自体が葛飾北斎の研究者でない者や古美術品の価格や相場を全く知らない者だけでこれまで構成されて来ました。


その結果、全く学術的に価値の無い門人の作品や贋作の疑いの極めて強い肉筆が購入されてしまい、これらは収蔵庫に入れられ、誰も確認が出来ない状態で法律の時効が迎えるまで保管され、更に事実関係が露呈しない様に展示すらされていないものがございます。


密かに書き換えられた要綱は区長の権限が強められた上に委員会開催の都度資料収集委員が変わる事を意味し、無責任な委員が入り込める余地を作り出しています。


第6条では、「委員会は非公開とする」と定められており、外部からのチェックが出来ない様にした上で、密室裁量で高額な北斎資料が購入できる仕組みが作られています。


この事は、公的な美術館で公開が原則の資料(版画や肉筆)を購入するのに非公開とする背景には、相場よりも高く購入し予算を消化したり、利権を持つ人達に対する配慮や利益誘導に繋がる恐れがあります。


第9条には委員会の運営に必要な事項は、区民活動推進部長が別に定めるとあり、幹部職員の裁量で決められる事を示唆するもので、区民活動推進部は地域力支援部に名称が変わりその部長は北斎美術館開設担当参事だった鹿島田和宏部長です。


こうした人事の布陣から墨田区の思惑が読取れると思います。


20170425-3.jpg

20170425-4.jpgご覧の2つの要綱は墨田区北斎館資料評価員設置要綱が書き換えられすみだ北斎美術館資料評価員設置要綱にタイトルが変わりましたが、これも副区長から区長に書き換えられています。


この部分は、様々な思惑が隠されていると思われ、前山﨑昇区長は意外に小心者でしたのでヤバイ事は自分に及ばない様に万一の場合には副区長に責任を押し付けトカゲの尻尾切をする様に作られています。


今回副区長から区長に変わった背景には、所詮担がれているだけのお飾りにすぎない山本区長に万一の場合は全ての責任を取らせれば、現在の官僚の支配体制が維持できるように書き換えたものと思われます。


その為に区長に権限を集中させても担がれているだけの区長なら官僚の思い通りに使い、まずくなったら使い捨てれば良いと考えているのかも知れません。


最終的には、全ての責任を山本区長に押し付けて退陣させ、再び役人出身の区長を出して来るかも知れませんが、前山﨑昇区長時代に強力な独裁体制を取っていた為に優秀な人間は外され、腰ぎんちゃくだけで固めた結果その器のある人物が育っていません。


まるで、北朝鮮の人事とそっくりなのに驚くのは私だけでしょうか。


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海外メディアから相手にされんなかった日本外国特派員協会での北斎プロモーション! [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

20170414-1.jpg7日に墨田区と山本区長は日本外国特派員協会(The Foreign Correspondents' Club of Japan)で「北斎ナイト」と呼ばれるすみだ北斎美術館のプロモーションが行われたそうでうですが、その後1週間以上経過しても海外メディアが取り上げられませんでした。

この事は、常時海外のニュース番組やThe Japan TimesとNew York Timeswを見ていますがいっこうに放映も記事にさえされて居ませんでした。

墨田区が演出家の宮本亜門氏を呼んで区長まで出席したにも関わらず日本外国特派員協会の外国人記者が全く取り上げられなかった事は、全く魅力の無いイベントであった事が分かります。

実は、日本外国特派員協会はここの会員の方に呼ばれて何度か訪問した事があります。

20170414-2.jpg平成25年3月9日に曳舟文化センターで私の監督演出で上演した「東京大空襲真実の記録 赤い吹雪」のポスター(写真右側)を1ヶ月間程、日本外国特派員協会の玄関先の掲示版に貼って下さいました。

私の時はポスターを貼っただけなのに海外のメディアか取材の申し込みがあり、上演の時にはアメリカの放送局の方が来れ全世界に放送されました。

この時は元ニューヨーク・タイムズ東京支局長のヘンリー・スコット・ストークス(Henry Scott Stokes)氏のご協力があり、同協会のレストランで食事をご一緒させていただきました。

その後も芸能界の人達やプロデューサー等に呼ばれて何度か訪問した事がありますが、彼らの本物を見抜く目は鋭く墨田区の天下り先目当ての北斎美術館は既に見抜かれて居ると思われます。

20170202-3.jpgそもそも外国人を拒否した入り口しか無い建物のデザインであることを墨田区は分かっていませんし、国際化すら理解していない官僚が多すぎます。

これは「Walking Under a Ladder」直訳すれば「梯子の下を歩く」と言う意味ですが、世界最大の信者を持つキリスト教徒は「梯子の下の様な三角の形状をした場所を歩くと邪悪な悪魔が不幸をもたらす」として忌み嫌うのです。

詳しくはこちらをご覧ください。http://ose2.blog.so-net.ne.jp/2017-02-02

文化芸術振興課では国際担当を設けた様ですが、この件でど素人集団で全く国際社会が理解出来ていない人達である事がお分かりになるのではないでしょうか。


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すみだ北斎美術館は西洋人が禁忌する三角の中を歩く構造!キリスト教徒を排除か? [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

20170202-1.jpg昨年開業したすみだ北斎美術館にまつわる都市伝説をご紹介しますので写真のすみだ北斎美術館の入り口の構造をご覧ください。

20170202-2.jpgすみだ北斎美術館に入るにはこの三角形の中を通らないと入れません。

これを教えて下さったのは、先月来日したフランス人の友人で、この建物は「不幸を呼ぶ」と言うのです。

何故そのような事を言うのか尋ねて見ると「Walking Under a Ladder」直訳すれば「梯子の下を歩く」と言う意味ですが、本当の意味は「梯子の下の様な三角の形状をした場所を歩くと邪悪な悪魔が不幸をもたらす」と言う意味です。

何故そうなるのでしょうか。

20170202-5.jpgこれはキリスト教でのトリニティ (trinity)は、 トライン (trine) の名詞形でつまり3重、3つ組、3つの部分を意味し三角形に繋がります。

この図はトリニティ(the Trinity)とは「聖三位一体のシールド」意味し、The Father(父)、The Son(息子)、The Holy Ghost(聖霊)がありその真ん中にGOT(神)が位置する事を表しています。

聖三位一体の解説をする事は非常に難解ですのでここでは割愛させていただきますが、この意味する事はキリスト教では三角形の中は神の居る神聖な場所でここに人が立ち入る事は禁忌とされ禍をもたらすとされています。

20170202-3.jpgすみだ北斎美術館の東側の通路もご覧の通りで西洋人が禁忌する三角の中を歩く構造で邪悪の悪魔を起こしてしまい不幸をもたらすとして忌み嫌われる構造になっています。

20170202-4.jpgこれはすみだ北斎美術館の南側の通路から外を写した写真ですが、西洋人が禁忌する三角を通らなければ入れない不吉な建物である事が分かります。

西洋人の嫌う13日の金曜日と同様に西洋では忌み嫌われる場所ですので、こうした三角形の中を歩いてしまったら必ず神社等でお祓いをしてもらいましょう。

都市伝説的なものかも知れませんが、人類の長い歴史の中で不幸をもたらすと言い伝えられた事はそれないりに意味や根拠のある事ですからやらない事が一番ですが、信じるか信じないかは自己責任でお願い致します。


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すみだ北斎美術館の謎を追う 第25話 怪しい北斎の門人の作品を購入!その4 [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

20161120-1.jpgご覧の肉筆は葛飾北斎の門人である蹄斎北馬(ていさいほくば)の肉筆として墨田区が平成24年10月30日に232,475円で購入した「朝妻図」(あさずまず)です。

不可解な事にこの翌年にも蹄斎北馬とされる「朝妻図」を再び購入しているのです。

20161120-3.jpgご覧の肉筆は上記を購入した翌年の平成25年8月6日に30,700円で葛飾北斎の門人である蹄斎北馬(ていさいほくば)の肉筆として墨田区が購入した「朝妻図」(あさずまず)です。

情報公開された写真が余りにも不鮮明ですが、来歴が不明ですし、平成24年の購入のものは表装が悪い事がわかりますし、平成25年のものは色調から古く見せる為に意図的に燻蒸された可能性が高いと思われます。

はっきり申し上げてこれでけ見ても贋作だと鑑定いたしますし、とても美術館の展示に耐えるものではないと思います。

そのそもタイトルの「朝妻図」の朝妻とは何かを解説しますと、寿永の乱の平家の都落ちにより女房たちが浮かれ女として身をやつしたものが朝妻と呼ばれ、客を求めて入江に船をながして居る姿を描いたものです。

画家からすれば「朝妻図」のテーマは平家物語の最大のテーマである「もののあはれ」と言う概念を如何に表現し描き込むかが画家の才能を発揮する重要なポイントになります。

墨田区が購入したこの2点の「朝妻図」に「もののあはれ」を感じ取る事が出来るでしょうか。

蹄斎北馬の朝妻を描いた作品で評価すべきものは、大英博物館所蔵の「朝妻舟図」がございますのでご覧ください。

大英博物館所蔵の「朝妻図」には人物像や言い知れぬ幽玄に裏打ちされた「もののあはれ」が描かれており蹄斎北馬の才能に触れる事が出来ると思います。

しかしながら墨田区の購入した「朝妻図」には洗練された繊細な「もののあはれ」が一切感じられません。

改めて資料収集員や資料評価委員の見識を疑わざるを得ません。


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