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学校で金融リテラシー教育をなぜしない?金融知識が高まれば不都合なのは誰? [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

15Apr2023-1.jpg本日の当ブログの「貧富の格差と階級社会はこうして作られる」シリーズの「学校で金融リテラシー教育をなぜしない?金融知識が高まれば不都合なのは誰?」をお送り致します。(写真出典:大瀬図書館)


海外の学校では金融リテラシー教育が行われているのに日本の小中学校では何故これが行われていないのでしょうか。


現在は資本主義経済ですからこの中で生きて行く為には、本来は金融リテラシー教育が絶対必要なハズですが、日本の政府も文部科学省もこれを学校で行わせないのはなぜかご存じでしょうか?


結論から申し上げますと、税金が取り難くなるので教えないと言うのが最大の理由で、これまで貯金を推奨して来た背景には、貯金が好きな国民にすると言う政府の愚民化政策で税金が取り易い国民に誘導して来たからです。


逆に金融リテラシーが身に付きますと、日本国内に預金と言う形で預金されず、海外に投資したり外貨で預金するなど分散されてしまい、政府の財政収支が国民の預金額が国富となって日本の信用力を高める役割をするからです。


これが政府が国債を発行し日銀に買わせ続けられる根拠となっているからです。


更に、政府は現在大量の紙幣を刷っており、新たに発行される新紙幣を流通させる名目で現在大量に紙幣を刷っています。


金融リテラシーが身に付きますと、この罠が見抜かれてしまうからです。


その答えは、皆さんが持っている紙幣と銀行などに預金されている預金の価値が目減りする事を意味します。


金融リテラシーが身に付いた富裕層は何をして対策しているかは、次の事象から分かります。


墨田区内の土地の価格が上昇を続けているのは、実は富裕層が買っており、日本円の通貨価値の下落、インフレ対策として不動産へ投資しているので地価が上がり続けています。


15Apr2023-2.jpg更に、不動産では直ぐに換金したい場合に時間がかかりますので、同時に金に富裕層は金を買う動きに出ている事は、ご覧の金取引価格の日足チャートを御覧下されば分かります。(グラフ出典:田中貴金属工業)


つまり、政府は国民の預金と現金を目減りさせると言う税金以外でも搾取しているからです。


これがばれてしまうので、学校では金融リテラシー教育をさせないのです。


この問題は更にありますので、後日解説したいと思います。

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天才投資家ジョージ・ソロス氏に学ぶ難解な再帰性理論とは何か? [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

15Feb-1.jpg今日は天才投資家ジョージ・ソロス氏に学ぶ難解な再帰性理論とは何かについて学んでみたいと思います。


ご覧の本を読んでも多くの方はジョージ・ソロス氏の再帰性理論について理解できる人は少ないのではないでしょうか。


特に、翻訳された方自身が理解していない感じが致します。


つまり、ジョージ・ソロス氏の再帰性理論が理解できるには天才的な知能指数IQレベルが必要で、抽象的な表現からその本質を見抜く必要があるからです。


この次元になりますと、もはや言葉では表現出来ない微妙なレベルを感じ取れる方だけが、その本質を理解できるのではないでしょうか。


それは、相場の本質を多くの参加者が理解していない点です。


市場の参加者は自分自身も理解できていないから当然、自分居場所も方向性もわからないまま烏合の衆の中を彷徨い歩く事になります。


つまりこうした低次元の世界に居ては相場の本質を見極められないまま判断を下してしまい、しかもその判断の集合が自分達の行動も変化させるので、これに加わらず傍観者の目線に立つ事でブームと崩壊を理解するものです。


彼の言う再帰性とは、簡潔に言えばブームが起これば崩壊が起こる事を再帰性と言う言葉で表していると私は思います。


つまり、相場にブームが起こりますとその転換点を見極めその時点で大量の空売りを仕掛け崩落させます。


崩落が起これば透かさず崩落の勢いを利用して手仕舞いの買いを入れ利益を確定させれば良いのです。


更に重要なのは人間心理を極める事で、その理由は相場の値動きは人間心理を表していると言っても過言ではないからです。


再帰性理論を極めると、ブームと崩壊の瞬間に一気に取引を行い直ぐに手仕舞いますので短期間で比較的低リスクで取引ができる事になります。


その為には常にチャンスを捉えるアンテナも必要ですし、思惑が外れれば莫大な損失が出る非常に高いリスクを取る訳ですから、並外れて精神的に強くなければチャンスを逃してしまいます。


こうした世界で大富豪になるには、高度な分析力と並外れたプレッシャーの中で、ここ一番のチャンスを見逃さず、敢えてリスクを取りに行ける、リスクテイカーでなければ勝てません。


分かり易く言えば、臆病で人目を気にし、群れる様な小心者は、そもそも再帰性理論を実践する事は不可能です。


このソロス氏の再帰性理論は更に奥が深いので今後も取り上げてみたいと思います。

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若者の低欲望化が貧困を拡大させる!アメリカ式の強欲が富を生むグローバル化! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

01Feb-1.jpg現在の若者の低欲望化が大変深刻になっていて、私の年代では素晴らしい高価な車を買う為に無茶苦茶働いたものですが、今の若者は車は要らない、彼女はいらない、家もいらなと言う低欲望な若者が増えています。


私の友人で会社の経営者の方が外国製の超高級スポーツカーを買ったのでドライブに行って驚いたのが、本当は自分の子供の為に買ったそうで密かに子供が車を貸してくれと言って来るのを期待していたそうだ。


「おやじ、彼女とデートするから車貸してくれ」と言って来るのを期待したそうですが、子供が全く車に興味はなく、異性にも興味がない様だと嘆いていました。


しかも、車高が物凄く低いスポーツカーは乗り降りするにも、体が硬くなってしまっているので結構大変で結局売ってしまいました。


どうして今の若者は低欲望になってしまったのでしょうか。


最大の原因は失われた30年と呼ばれる長期デフレ経済で、背伸びして借金でもしようには、返済する前にリストラされたり、派遣切りに合えば破産者になりかねません。


つまり、収入が増えるどころか収入が減り続け将来に夢が持てない為に自己防衛本能が働いているのかも知れません。


最大の問題が、低欲望でつつましやかな生活を送るだけでは、グローバル化した社会では生き残れなくなる恐れがあります。


この反対にウオールストリートでは、全く逆の強欲な人達が世界の富をかき集めてしまっています。


これから求められる人材は、ウオール街の人達を出し抜いてしまう様な挑戦者です。


更に、勤勉で様々な努力をする人が長い人生では格差は大きく開いてしまいます。


も最も大切なことは、集団の社会に組織に入って群れない事で、群れる社会は勤勉で様々な努力をする人をねたみ足の引っ張り合いですから、近づいてはいけません。


こうした群れ社会でしか生活出来ない人は搾取と貧困から抜け出す事はできません。


また、今こそアメリカ式の強欲さと変わり身の早さを学ぶべきではないでしょうか。


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資本主義の仕組みを知らないと貧困になる!無借金経営を自慢する社長は無能だ! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

30Jan2020-1.jpg今日は資本主義の仕組みを知らないと貧困になる事について解説しましょう。


資本主義の仕組みを簡単にご説明しますと、資本、労働、土地の三要素が資本主義の大原則である事は皆さんご存じだと思います。


この理屈は知っているのにお金持ちになれない人が大部分なのは何故でしょうか?


最も多いのが知識はあっても何もしない出来ない人が大部分だからです。


上記の三要素揃わない人は、確実に貧困層に落ちてしまうのが資本主義の厳しい現実です。


どうやって三要素を構築するかといえば、労働はあなた自身が健康なら既に持っている筈です。


つまり一生懸命働けば貯金をすれば、次の資本が作れ、労働の結果が銀行に評価されれば、銀行からお金を借りて土地を買う事が出来ます。


これで最初の資本主義の三要素が揃う訳ですが、ここから更に努力する必要あり、同時に付加価値、所謂仕事を生み出す実力が求められます。


簡単に言うとお金を稼ぎ出す力で、様々な稼ぎ方があるので、若い頃からアルバイト等で様々な業界を経験していると次第にノウハウが身に付くものですが、末端の仕事が多いので完全とは言えません。


更に、勉強が必要でその分野の専門家にならなければ、仕事ににはなりませんし、扱う商品によっては国家や民間の資格が必要になり、資格の難易度が高い程起業後に成功し易くなります。


そして、経営学、簿記、心理学、など様々な幅広い知識を身に付ける必要があります。


こうした事業の仕組みができたら、資本や運転資金を更に拡大させる為の投資に必要な資金調達が必要になります。


つまり、銀行からお金を借りる実績を積み重ねる事で、次第に大きな資金調達できます。


この調達した資金の運用が上手な方は必ず富裕層へと昇り詰めて行きます。


この反対に、中小企業の経営者の中には無借金経営を自慢する方がいらっしゃいますが、こうした方は資本主義の仕組みを知らないだけで、こうした会社は衰退してしまいます。


しかし、これもデフレ経済下では有効な方法かも知れませんが、資本主義経済は常に右肩上がりに上昇する特性がありますので、それに反比例してお金の価値が目減りして行きます。


更に、資本主義経済では誰かの借金がお金を作り出す仕組みですから、失われた30年と言われる長期デフレはお金を借りる人や企業が激減したからです。


最大の原因が、バブル崩壊後の銀行の貸しはがしで、会社が収益を上げられない中で、厳しく繰り上げ返済を銀行が迫った結果、運転資金が枯渇して返済できなくなり、差し押させや競売で会社も自宅も失う経営者が続出しました。


その結果、誰も銀行から借金をしなくなってしまった結果、長期に渡りわが国はデフレから脱却できなくなりました。


全体経済は低迷していても、より大きなお金を動かすところにお金も人も情報も集まります。


特に不動産投資等では、優良物件情報は不動産屋さんの店頭等に出ないまま情報は流れ、こうした情報は一部の富裕層には常に流れています。


その理由は、良いか悪いか相手はプロですから直ぐに商談になる可能性が高いからです。


一般の方にはそれなりのコネクションが無ければ入りませんし、入ったとしてもその価値が分からなければ、次からは教えてもらえません。


現実には、こうした情報格差がありますので、格差は広がる一方です。

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貧富の格差と階級社会第19話人生におけるリスク管理の重要性! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

20Feb2020-1.jpgご覧の折れ線グラフは東京における住宅価格指数を008年から2019年迄の期間を描いたものでオレンジ色は住宅地、濃い緑色は戸建て住宅、一番上のウグイス色はマンションを描いたものです。(出典;国土交通省 不動産価格指数(住宅)より作成)


こうした指数をグラフにしましと比較的短い周期で変動している事やその周期にある程度周期性がある事が分かります。


今日は住宅を購入する事のリスク考えてみましょう。


そそもそ多くの皆さんのご認識では、住宅は財産だと考えている方多いのではないでしょうか。


先ず上のグラフをご覧くだされば、日本の場合は住宅価格は右肩上がりに上昇するものでは無く、長期的に見ますと余り動いていません。


しかし、マンション価格は短期間で大きく変動しますが、長期的にみますと大した変動がない事が読み取れます。


その原因は、マンションや住宅の場合意図的に周期的なブームが作られたり、政府の住宅政策も関係している可能性があります。


つまり、購入のタイミング次第では安く買え、悪いタイミング買うと高値掴みをしてしまいますので、住宅を購入する10年位前からマンションや住宅価格につての相場を把握しておく必要がある事を示しています。


しかし、ご自身が住まわれる住宅は、資産とか投資と考える事は間違えで消費と考えるべきだと思います。



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貧富の格差と階級社会第18話フランスに見るグローバル化社会の働き方の現実! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

15Jan2020-1.jpg御覧の写真は私がフランスのリール国際映画祭に入選し、招聘を受けた時の映画祭実行委員会の委員会場での会議の模様です。


当然ここで使われている言葉はフランス語ですが、何となく話している内容が部分的に伝わって来る程度です。


しかしながらフランスの若者で大学卒の人なら大体が英語が喋れますので、英語さえできれば基本的に意思の疎通は取れました。


15Jan2020-2.jpg航空機でフランスのシャルルドゴール空港へ行き、高速鉄道TGVのチケットを買い時速320キロと言う速さですが2時間位乗るとフランス北部のリール市へ着きますと現地スタッフが駅で待っていました。


写真はTGV1等車の内部の様子ですが殆どがヨーロッパの方でした。


車でホテルまで送られ荷物を置くと夕には迎えの車が来て映画祭パーティー会場に行きますと、数百人の方がいらしてシャンパンで乾杯をしながら挨拶周りをします。


フランス人と言うと長い休みばかりで仕事を余りしないというイメージがございましたが、実際にはエリート層は働き者で一緒に行動をしていますと睡眠不足になる程でした。


朝7時には迎えの車が来て、そのまま映画祭の会場へ行きミーティングが行われ、会場の設営などの仕事をしていますし、市内の映画館全てを使い市全体の映画祭ですので各映画館周りをして舞台挨拶をします。


その際は日本人の通訳さんがいるので特に困りませんでした。


15Jan2020-3.jpgフランスでは映画が人気で中央の青いのぼりのある部分が映画祭会場で、何処からこれだけ多くの方々がやって来るのかと思えるほど活気で溢れています。


映画祭が終わるのは、午後11時頃になると映画の上映が終わるので、その後でまたパーティーが行われ、そのあとはスタッフとパブに行くのですが、深夜の2時まで飲みながらコミュニケーションを取ります。


その後、宿に帰ってシャワーを浴びて寝るのですが、朝6時には起きていませんと7時には迎えの車が来てしまうので1日3時間程度しか眠れない日が滞在中続きました。


フランス人もエリート層は結構働き者だと痛感いたしましたが、その反面長い休暇があるのは、充電期間なのかも知れません。


この充電期間に旅行をして異文化に触れたり、家族で別荘で過ごす事が多い様です。


こうした状況は、アメリカも日本も変わらず比較的エリート層は深夜まで仕事をしていますし、グローバル化の進んだ金融機関や大手総合商社も仕事が忙しく深夜まで仕事をしているのが実情でした。


本来なら仕事を外注したり補助スタッフにさせられれば良いのですが、専門性が高く難易度が高い仕事はこれが中々できませんから、減らせるとしてもコピーを取ったり書類の整理をする事ぐらいしかありません。


私は体力が強いのか為替ディーラー時代5年連続で睡眠時間3時間でしたが、過労死する事も病気になることもありませんでした。


やはりこうした仕事が大好きですし、ストレスを余り溜めないタイプなのかも知れません。


仕事は量は1日15時間位働いているのですから、時間だけで考えて8時間労働の3倍近いですから働く人は働いていますし、その分収入も多くなるのは当然かも知れません。


格差は忙しく働かなければならない人と、時間を持て余す人との間でも起こる事は自明の理かも知れません。


この差が結果的に長い人生では大きな積み重ねとなり、それが格差と見えてしまう恐れがあります。


俗に富裕層と言われる人達は、優秀で実際にはよく働いていますし、それなりに社会に貢献しているのではないでしょうか。

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貧富の格差と階級社会第17話グローバル社会を生き抜く事は実はハードルが高い現実! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

12Jan2020-1.jpgご覧の写真は私が2003年に国際映画祭に入選し招聘を受けたアメリカのミシガン州立大学の授業風景です。


こうした中にたった一人で行く、或いは居ると言う事がグローバル化社会の現実で、こうした状況下で求められる仕事をしなけらばなりません。


人種も違いますし言葉の壁もありますが、求められるものは人間性で自力で頼りになる仲間を作り人間関係を作るには飛び込んで行くしかありません。


基本的に外国人が好きでないとグローバル化社会には適応できませんし、誰もが向くとはとても思えませんので、グローバル化に適応できる人とそうでない人では、その段階で格差が付いてしまいます。


私の場合外資系の会社に就職して3ヶ月後にはたった一人、海外出張で2か国の系列会社に行かされました。


当然、これらの会社には日本人は誰も居ませんし、会社から与えられた仕事は、現地法人で人間関係を作る事と現地スタッフが日本の銀行と関係を構築出来ていないのでその橋渡しをする事ででした。


最初に訪問したのは香港で、外へ出ると猛烈な暑さと湿気に驚きました。


先ず、デパートに寄ると面白い事に手品用品売り場があり、手品数点を買い求めました。


その夜に現地スタッフと懇親会があるので、日本人が如何に素晴らしいものであるかを驚きをもって知らしめる事と、英語力に自信が無かったのでそれを補う意味もありました。


夕食は、大きな中華風の丸いテーブルで現地スタッフだけではなくその家族も来ていますので結構な人数でした。


その中で自己紹介をしながら「私はエスパーだ」と言って、にわか仕立ての手品を披露しますと面白様にひつかかるのです。


その一瞬で皆さんに気に入られ、2次会はナイトクラブへ案内され、3次会はカラオケにまでつき合わされたった一晩で仲良くなりました。


やはり外国人と言っても同じ人間ですから、楽しい事、面白い事は一緒ですから、簡単に言葉の壁は埋められるものです。


先ずは相手から気に入られる事、その次は結果が出せる事が求められ、結果さえ出せれば比較的居心地がよくなるものです。


やはりグローバル化社会で成功するタイプは開拓者精神が旺盛な方で、前人未踏の地を挑戦するタイプの方なら大丈夫だと思います。


その反対に向かない方は、他力本願型のタイプと同じ集団の中で群れるタイプは、恐らく適応できないのではないかと思われ、こうした方はグローバル化社会には向かず精神的に参ってしまうかも知れません。


何よりも大切なことは、自分自身をこうした環境に立った一人で置いてみる事で、観光ガイド付きの海外旅行では意味がありません。


グローバル化の本質は命がけで世界を旅をした大航海時代ですから、未知の世への好奇心、命よりも冒険が好きと言う若者はグローバル化社会に適応できる素質があると思います。


現実には世界的な大富豪の多くの方は若い頃に世界中を旅した方が多いと、少なくとも私の記憶ではそう思います。

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貧富の格差と階級社会第16話 時間を浪費する者は取り残される! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

11Jan2020-1.jpg小さな魚は群れを作り同じ方向に泳ごうとしますが、大きな魚は群れを作らないのは何故でしょうか。


特に若い頃からこうした群れの中で管理された生活に慣れてしまうと生涯この中から出られず大物になれないものです。


私若い頃はサラリーマンでしたが、こうした群れ社会は私には向かないと感じていました。


それは仕事時間中は会社の同僚と一緒にいますが、仕事が終わると新橋当たりの飲み屋で同じメンバーや他の部署の人達と合流して、会社の悪口や上司の悪口人事の動向など噂話が持ち込まれ年中飲み会をする人たちが苦手でした。


結果的に時間の無駄でしかありませんが、こうした集まりに参加する心理は、仲間外れにされたくないとか、人事等で如何に有利にふるまえるかを先輩から教わる目的の方もいる様です。


こんな事で毎日貴重な時間を浪費していては、長い人生で大きなロスになると感じた私は、こうしたものに参加しない事を決意し、誘われても趣味の習い事あると言ってお断りしていました。


その自由になった時間を活用し、夜学に行き複数の国家資格を取得したり、絵や舞踊、音楽のや映像制作の勉強をしました。


こうした事が、自分で独立をして会社を作った際に大いに役立った事は言うまでもありません。


また、少しでも高い収入を得る為にはハードな所謂きつい仕事を敢えて選ぶ様にしました。


それは、同じ時間働いても賃金の高い仕事ならより多く稼げますし、人がやらないやれない仕事へと付加価値を上げますと更に収入が上がります。


しかし、時間給が高い仕事はやりませんでした。


それは、いくら高給でも1日は24時間しかありませんから、これでは収入に限界があるからです。


そこで考えたのが、外資系金融機関で仕事をする事で、厳しいノルマが課されますが、稼げば稼ぐ程収入が増えて行きました。


この世界は当時生き馬の目を抜くと言われる世界で、「生き馬の目を抜く」とは本来は、「素早く行動し、利を得ること」ことわざでにある通り素早い行動力や決断力が求められます。


しかし、それ以上にストレスが多いのは、他人を出し抜いて利を得る人達の集団の中での仕事ですから、誰も助けてくれません、孤独との戦いと足の引っ張り合いですから、精神的に強く無い方は精神病になってしまう程恐ろしい仕事です。


新入社員が来て研修の為に私の横で仕事を見ているだけなのですが、1ヵ月程しますと「こんな仕事私には無理です」と言われ辞めてしまう方も多く、その分の激務がのしかかりました。


若くして最先端のグローバルな仕事に付けた事が私の人生を変えてくれて、欧米人的な仕事の仕方や考え方やビジネスを学ぶ事が出来ました。


彼らはとても優秀で、計算で利益を生み出したり、特定のルールを作りその中で取引をする事で儲けが出る所謂マネーゲームを作り出す才能に優れていました。


こうした経験からグローバル化社会で行く抜く為には、労働集約型の仕事では生き抜けない事が分かりましたし、それ以外の方法で稼ぎ出さなけならない事を痛感致しました。


その為には常に学ぶ事が必要で、投資や財テク、税務を学び、宅建士の資格等も取りました。


グローバル化社会では物事が常に変化しますから、常に勉強する事が必要で、その為には勉強する時間を作る必要があります。


結論としてグローバル社会では、時間を浪費する者は取り残されてしまいますし、上司や取引先が欧米人になることは普通ですから、時間を浪費する者は無能と見られます。


一番求められるものは、結果を出せる才能(talent)が必要です。


talent(タレント)性があれば先ず周りが見ていますから、スカウトされる事が多くなります。
裏を返すとスカウトされる人物は才能(talent)がある事を意味します。
かなりハードルは高いのですが、これがあればグローバル化社会はあなたを放置しません。

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IQ!知能テストを受けてみた!IQと格差社会は関係があるのか?グローバル化とIQ [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

26No2019-1.jpg2018年度版IQテストを寝る前に初めて受けてみました、ここで出された問題は、図形、ロジック、計算など多方面からあなたのIQ値を測定するもので問題数は全部で15問でした。


トライしてみたい方は、2018年IQテストを15問をお試し下さい。


私が悩まされたのが並んだ数字からその法則を導き出すもので、様々な計算をしてみるとその法則が分かりました。


テストの結果は、IQ184と言う結果で「超人」に属し上位20パーセント以内、「あなたを一般人類と一括りにしていけない。」とあり、あともう一歩で天才と言う結果ですが、つまり、天才の域には達していませんでした。


高IQ団体のメンサ(Mensa)は、人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者しか入れませんから、如何にこの数字が脅威的なものか分かります。


さて、IQと格差社会は関係があるのか?と言う点ですが、ビジネスに分野では大いに関係があり、高度な技術を要する機械設計などの分野ではある程度IQが高くないと、複雑な機械の設計は無理か、非常に時間がかかり過ぎてしまいます。


大企業が下請けさんに仕事出す場合は、下請けの技術者がどの程度力があるかを試して発注しますので、その技術者の能力が試され、優秀と認めらる技術者が居る事が信用となり仕事が発注される傾向があります。


また、外資系の金融機関では金融商品を開発したり、競合する他社の金融商品の仕組みを見抜く必要があるので高度な分析力に加え、相場の動きに瞬時の反応と、素早い判断力と行動力が求められます。


こうした分野の職場では必然的にIQの高い人達が自然に集まってしまう傾向が見られます。


銀行が企業に高額の融資をする際に見るのは、社長の経歴や属性、事業遂行能力が重視され、会社を立上げて10年以上継続させている方は、やはりIQが高いと見られます。


日本は、学歴社会で所謂名門校志向が強いのですが、現在の様にグローバル化が進みより高度な仕事が求められ、しかも結果が求められる社会へと変貌してますので、名門校志向は通用せず結果を出せる者が勝者になります。


私も大手総合商社で仕事をした事がありますが、東大出が幅をきかしているのかと思えば実際は全くそうではなく、結果を出せる人間が常に有利でした。


特にグローバル企業程、その傾向は強く、学校や学歴は重視されず、むしろ経歴が重視され、仕事の評価は常に結果で評価される傾向があると思われます。


「IQと格差社会は関係があるのか?」と言うと、関係する職業とそうで無い職業がある事は言うまでもありませんが、収入ベースで見ますと、IQの高い程高額収入を得る可能性が高い事は言うまでもありません。


しかし、IQの高さと実際の社会に貢献出来るかは別物ですし、今までに無いものを発明したり創造的な活動も別物の可能性があります。


IQの高い人は、テスト問題の内容から、空間把握力、法則発見力、計算力、正確な判断力、記憶力などから、総合的な問題解決力を見る仕組みになっている様に思われます。


結果的にIQだけでは格差は計れませんし、それを証明する為にはより多くの統計データーが必要になりますので、現在のIQテストで格差を計る事は出来ないと言う結論になりました。

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貧富の格差と階級社会第15話 金融証券化商品!素人は常に損失を掴さられる! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

17No2019-1.jpg貧富の格差と階級社会第15話は金融証券化商品について解説致します。


これは投資銀行にとって都合が良い商品で、暴落を前提とした枠組みを作る事で金融証券化商品を作成した側が損をしない枠組みの内と外に区別して金融証券化商品を作ります。


先ず投資銀行とは何かと言うと、大口の個人や法人顧客に所謂大富豪代わって金融取引を行う、コンサルティング業務をベースとした金融サービスを行う銀行です。

簡単に言えば大富豪を利する為の銀行と言っても過言ではありません。


これは、世界恐慌の原因となった銀行に対しこれに規制を強化するグラス=スティーガル法が作られ、証券と銀行を分離する事で、商業銀行から投機的精神を撲滅して企業の安定経営が図られました。


しかし、1999年11月、共和党が多数の上・下院はグラス・スティーガル法を廃止し、銀行・証券・保険を兼営する総合金融サービスを自由化する法律(グラム・リーチ・ブライリー法)を可決し、クリントン大統領(民主党)が署名して成立させます。


その後、一気に新自由主義に基づく金融自由競争が始まり、根拠が曖昧な金融工学という数学や物理学の理論で組まれた金融商品が作られ粗製乱造された事が、サブプライムローン問題を引き起こし現在に至っています。


こうして作られる金融証券化商品は、誰の為に有利に働くかは言うまでもありませんが、暴落を前提とした枠組みの内暴落で利益が得られる側は大富豪に売り、暴落で損をする側は世界の金融機関や証券会社を通じて法人や個人、年金運用基金に売られました。
後は、何かの理由を付けて大小暴落を起こすだけで、これも意図的に暴落が作り出されていると言っても過言ではありません。


それを知るのは世界の富の約半分を所有するほんの数パーセントの人と、この金融商品を作った側の一部の人だけです。


しかも、この商品に仕組みや組み込まれた債権などは公表されず、これを公表しろと詰め寄れば「コーラのレシピを教える馬鹿は居ない」と言って拒否するのです。


こうした商品を売りつけるられる側は、無知な上に無能で商品の中身など見たり調べる事もせずに、配当や利回りの良さしか見ない欲惚けした方が嵌り易い様です。


富裕層には確実に儲けられる方を勧め、そうでない人達にハイリスクなものを売りつけるのは常識だと判断すべきです。


この仕組みは保険に似ていて、一定の保険料を支払えば大暴落起きてもあなたの財産は相手方の投資額の範囲で守れますと言う商品は大富豪に売り、一定の保険料を支払うだけです。


この反対に、大暴落したらその損失分を支払わなければならない方をそれ以外の投資家に売ります。


これを買った側は、定期的にクーポンや配当、利子と言う名目で投資額(購入額)に応じて受け取る事になります。


これは単なる見せかけの利益に過ぎず、契約の期間が長い程リスクが高くなりますから利回りも当然高くなります。


更にこうした商品には格付け会社その安全性について格付けを行いますが、米証券取引委員会(SEC)に登録を受けた格付会社は10社で、大手3社のS&P・ムーディーズ・フィッチだけで、格付け市場の9割以上の寡占状態です。

しかもこの信用格付けは、その金融証券化商品の信用力に対する意見に過ぎませんし、それに対する責任も負わないものです。


こうした格付けに素人は常に嵌められてしまいますし、格付けの良いもと悪いものをカクテルにする事で不良債権を見えにくにして、それを押付ける仕組みになっています。


皆さんはこうしたものに投資などしていないとしても、皆さんが納めている年金の基金がこうしたもので運用されていますので殆どの方が影響を受ける可能性があります。


富裕層ほど大暴落で儲けるもので、大暴落は意図的に作られる事を知っていればある程度大暴落が予想出来るものです。


それは、現在のアメリカの株価もそうですが株価が大きく上昇している時、一般大衆が株価を気にするようになって時、金融証券化商品はバカ売れし出した時、戦争や革命が勃発した時で、何れも人為的に暴落は作られた可能性が高いのです。


少額の投資で大儲けが出来る程甘い世界ではありませんし、大金を持って居てもこうした罠に嵌められては一瞬で吹き飛んでしまう恐ろしい世界ですから必死にその本質について学ぶ必要があります。


ここでの学習店は、大暴落は意図的に作られる事、投資の世界では大富豪が常に有利な立場になる事を常に念頭に置き暴落する前に売り逃げる事と、暴落後暫くしてから絶好の買い場が来ますのでそれを逃さない事が必要です。


相場では多くの人の考えと逆の動きをすべきで、それは簡単そうで誰もが出来ないのが現実でそれを敢えて出来る人だけが勝者になれるものです。


相場の世界はたった一人逆の道を行く、孤独に耐えられる者が勝者になるのかも知れません。

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