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バブルに踊らされた人達!猛烈なスピードで地価高騰!勢力拡大した闇社会!第8話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

24Oct2020-1.jpg当時の日本のバブルは凄まじく、私が最初に不動産投資を始めた時は、バブルの前でしたが、職場に近い中央区の佃島のマンションを買おうと広告を見で仕事が終わってから直ぐに買いに行くと、たった今契約が決まったと言われました。


その後も売りものがあると直ぐに行くのですが、中央区内では価格が高くなり過ぎていて、価格と運用利回りのギャップで利益が出ない事が分かりました。


そこで、注目したのが墨田区で、職場の大手町から4キロ圏内でも手ごろな価格で買えました。


その後、驚いた事にここも地価が急騰しだして、私の買った不動産は2倍になりました。


ここで一度売って利益を上げる事も考えましたが、売ると利益がでてしまい唯でさえ多額の税金を納めさせられているのに、更に税金を支払わされれば利益が無くなる事や、その代わりになる物件手に入らない危険性から売りませんでした。


東京の地価は異常に高騰し、東京23区の地価全体を合計すると、アメリカ全土が買えてしまうと言われる状況で、アメリカの不動産を購入するツアーが作られ、ハワイやニューヨーク等に投資する人が増えていました。


こんな中で三菱地所が、ニューヨーク、マンハッタンの5番街と6番街にまたがるロックフェラー・センターを所有するロックフェラーグループ(RGI)の株式51%を取得しておよそ8億4600万ドル(当時のレートで日本円にして約1200億円)で買収してしまいます。


これは、長期で持ち続ければ悪い投資ではない筈ですが、アメリカの反発まで考えていなかったかも知れません。


ここがアメリカ人にとって象徴的な場所である為に、アメリカ人の怒りを買いニューヨーク市民の大きな反感を招く事になり、ジャパン・バッシングが始まり、バブルの崩壊会を速める結果になります。


これは余談ですが、東京の地価高騰で地上げ屋が激増し、実際には暴力団が背後にいますので、地上げで狙われた人達は、命の危険すら感じる程の脅迫や嫌がらせが横行し、留守の間に家が壊されていたり、放火されるなどの事件が起こりました。


この時、最も莫大な利益を挙げたのが山口組と言われ、部落解放同盟と結託して行政機関や東京都まで脅して多額の利益を得ていました、その原資が我々の税金ですから、こうした闇組織を解体させようと言う動きが出ます。


その後、アメリアの主導でマネーロンダリング禁止が強化され、日本では暴力団対策法が作られ社会から暴力団が存在出来ない程排除され、経済活動に関われない仕組みが作られ、急速にその影響力はなくなって行きます。


次回のこのシリーズは、「多額の税金と公的負担に苦しめられる!稼ぐ事にペナルティーを課す税制!」をお送り致します。

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