SSブログ

縦割り利権社会の崩壊!優秀な社員が流出する巨大組織!縦割りでは生き残れない時代 [新型肺炎コロナウイルスと世界恐慌]

14Sep2020-1.jpg行き過ぎた官僚組織と共に利権を貪る自民党政権は、小泉純一郎総理の構造改革で、終身雇用、年功序列、企業別労働組合の3つの仕組みが弱体化され、日本の組織は縦割構造は更に強化され、ウチ、ヨソの意識が強まりました。


この感覚が進んでしまいますと、自分達以外の者は人間ではなくなってしまう程の極端な人間関係のコントラストが、同じ社会にみられるようになります。


政治の世界では、族議員と呼ばれる方がいらっしゃいますが、族議員の本質は利権屋とも言われ、利権を作りそれを売買しますと、それが政治資金につながり、仲間を増しながら我々の税金を喰い漁る構造が作られます。


消費税が作られ、度重なる増税が繰り返される背景には、利権にぶら下がる人達の欲望が止まらず、一度利権の恩恵を受けてしまいますと、麻薬の様に次から次へと更に欲しがる様になります。


戦後の高度成長を支えた時代の政官関係は、国会が最終的な決定権者であるという戦後民主主義の原則と、実態としての官僚機構の重みと有能さとが組み合わされる形で成立していました。


しかし、独占的な与党である自民党が党三役(幹事長、総務会長、政務調査会長)という内部組織を発達させて以来、族議員を生み出しながら、与党による事前審査制度の下で官僚機構との濃密な協力関係を築いて行きます。


これは実質的な民主主義に反する権力の中央集権体制で、民主主義の原則と、実態としての官僚機構の重みと有能さとが組み合わされる形で成立して来た日本社会を支える仕組みが崩壊して行き、利権優先の政治へと変わってしまいました。


族議員が幅を利かせる様になりますと、優秀な官僚は国民の将来の為に必要な政策や予算を提案し国会の議決を仰ぎますが、族議員は自分達の利権拡大に繋がる事を私利私欲を優先させる為に近視眼的なり将来的な事は先送りさせ、先送りさせた結果消えてしまいます。


私は、墨田区議会議員と言ういち地方議員に過ぎませんがこの現実を見てしまいました。


その事は、平成28年3月に墨田区は、第三子以降の子どもが新年度に小学校に入学する際、5万円分の「就学祝い商品券」を支給する事を決め本年度予算案では1,200万円を計上しました。


これに対し、同年3月の予算委員会では、区議会自民党の沖山仁議員らから動議が出されました。


その理由も単に「効果が無い」と言うだけでその根拠も示せませんでした。


この原因を調査してみますと、区長が山﨑昇区長から山本亨区長に変わり、山本新区長の目玉政策したいとした事に古巣の自民党は、そんな相談がなかったから、区長を締める為にやった様で余りにも低レベル話に、人工減少に貢献して下さった方た皆様に届ける事が出来なくなり少子化化に歯止めがかかりません。


武漢ウイルスの感染拡大で、最近の世界の経済情勢は著しく悪化し、世界恐慌へと進み、今後一番大変なのが、利権や既得権にあぐらを掻いていた利権の恩恵を受けた企業や人達に大きな影響が出そうです。


それは、国民所得が激減し、税収が上がりませんから、これまでの様な財政拡大は政府が国債を大量に発行しない限り無理で、その反面生活に困窮した国民を救済しなけなりませんので、これまで通りの財政運用は出来ません。


時代は、これまでの縦割り社会から横串社会に変わり、縦割りで上から下にお金が流れる利権構造から、横から横へ、つまり各事業者間で仕事やお金が流れる仕組みに変わって来ています。


つまり、私の会社などは全く利権の恩恵など受けられませんが、現在お仕事を戴いているのは私の古くからの人間関係で繋がる人脈で相互に仕事をやり取りしています。


今後はこうした形での仕事が主流となり、逆に利権の上であぐらを掻いていた利権企業が衰退する事が予想され、今後こうした組織のリストラが進まざる得ない状況になる事が予想されます。



nice!(13) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。