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アメリカでの航空機チャーター経験を活かし航空撮影ビジネスを開始!第66話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

26Jul2021-1.jpg日本に戻るとアメリカでの航空機チャーターの経験と航空会社とのコネクションを活かして航空撮影ビジネスを始めました。


最初にお仕事を戴いたのが、「地上から現場に入る事が困難などので空から撮影出来ないのか」と言う相談でした。


詳しくは書けませんが、ある離島で産業廃棄物の不法投の情報があり、地上からは怖い人達が見張っいて入れない為に、その状況を調査しその証拠となる写真を撮影し欲しいと言うものでした。


航空会社にコネがあったのでそこに飛行計画と飛行許可を取って貰い、後続距離からフランス製のヘリコプター、ジェットエンジン搭載のエアロスパシアルをチャーターし空撮を行いました。


時速280キロのスピードですのであっと言う間に離島の上空に到着し、撮影の為に後部座席部分のスライドドアを左右開放し、身を乗り出しながら現場を確認し、不法投棄らしき現場を複数発見しました。


上空でヘリコプターをホバリングさせカメラマンと二人で現場の撮影を行いました。


ヘリコプターをホバリングさせる事は大変で、上空では風が吹いているのでかなり揺れますし、風がヘリコプター内部を吹き抜けますから、高所恐怖症の方には無理な仕事かも知れません。


しかし、高い所に長くいると余り恐怖感が無くなり、逆に高所平気症になってしまいました。


無事撮影と言うミッションが終わり、空港に戻ると、タンクローリー車が待っていて、次のフライトの為に、直ぐに給油が始まりました。


ジェットヘリなので、燃料は灯油と同じ様なものですから、灯油の臭いがします。


ヘリコプターは、余計に燃料を積み過ぎると機体の重量が重くなり、燃費効率が悪くなりますので、飛行する距離や飛行想定時間から消費燃料を割り出し、必要な分の燃料しか積まないのです。


フライト時間はこの機体の航続時間ぎりぎりの合計約3時間で、タンクローリー車が来ていた理由が分かりました。


チャーター費は当時の価格で約90万円プラス消費税5%でした。


撮影した写真を納品すると証拠となる写真がバッチリ撮れていて大変喜ばれました。

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