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リール商工会議所から分かる都市繁栄の仕組み!若者と職人の勤勉さこそ財産!第60話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

08May2021-1.jpgご覧の壁画は、リール商工会議所ホールに描かれた壁画ですが、リールが工業都市へ発展した背景には、職人や人々の勤勉な労働や歴史から分かり、壁画の右上に描かれた五角形はリールの星形要塞でこの守りが都市繁栄の仕組みだった事が伺われます。


この絵は、勤勉と要塞による守り、工業化と自然環境が対比して描かれている様に感じました。


リールの星形要塞に行ってみましたが、巧みな構造で札幌の五稜郭よりも堀が無く代わりに河川で防御していた為か複雑で星を重ねた様な構造になっていて、難攻不落な要塞である事が分かります。


当時要塞の女王と言われたこの要塞も、ネーデルランド継承戦争でフランス王ルイ14世(Louis XIV、1638年 - 1715年)の軍に1667年に包囲され、リールは降伏したしまいます。


08May2021-2.jpg同ホール天井はご覧の様なステンドグラスで装飾され職人達が技術力が伺われます。


08May2021-3.jpg中心にあるのはリールの紋章で、周囲にあるのが職人や業界組合の紋章だそうです。


リールの人達は、映画祭への取組に大変熱心で、特に若者の育成に真剣に考えている事が分かりました。


また、若者と毎晩夜遅くまで飲みながら話していると、教育では自分の考えで行動する事を教えられているそうです。


丁度この時期に州外会議員の選挙があるそうで、若者が選挙について真剣に話している事に驚きました。


その逆に、日本の若者は選挙に全く関心が無く、マスコミの報道で誘導が多い為に、選挙への関心が無いのかも知れませんし、現実問題誰を選んでも変わらないと言う印象操作がされているからかもしれません。


また、フランスでは、フランス人と言っても、スペイン系、ドイツ系、ネーデルランド系、アフリカ系、インド系、と様々なルーツを持つ人達の集合で、言語も複数存在しますので余り人種へのこだわりが無い感じです。


私も直ぐに溶け込む事が出来ました。


こうした経験から何事にも怖気づかない私の性格が活かされたのかも知れません。


次回第61話は、「私が映画祭に入選する為に何をしたか?才能への投資は絶対必要!」についてお送り致します。

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