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フランス文化省の国家戦略と炭鉱の街リール市が無形資産の街に転換する計画!第58話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

04May2021-1.jpgご覧の写真は、リール市の商工会議所で開かれたリール国際映画祭の実行委員会の会議の様子で、傍聴可能と言う事で行ってみました。


通訳がいない上に会話全てフランス語でしたが、何となくイメージが伝わって来るので何を話しているのかある程度推測が出来ました。


リール市のかつての産業構造は、繊維業、石炭業、金属業界でしたが、時代の流れとと共に産業構造が著しく変化してしまい、人口の約57%がサービス業に従事していると言われています。


04May2021-3.jpgこの会場である商工会議所の建物は大変立派で豪華な建物で、かつての石炭産業や繊維・金属産業で如何に栄えていたかを感じさせてくれる建物でした。


また、リールは大学のまちと言われ、複数の大学がありその合計学生数は9万人と言われ若い人達が多いのです。


こうした背景からフランスの文部省の国家戦略とリール市の都市戦略を知る事が出来ました。


それは、フランス政府としては、無形資産の創造、つまり人が考え出すアイディアを商品にしたり、ソフトウエアーや研究開発などを示し、これを推進する国家戦略を取っている様です。


リール市の都市戦略は、映画で街おこしをしようと言う戦略で、リール国際映画祭をおこなっている様です。


つまりリールは、文化の街で若い女性達に誘われて喫茶店に行ってみると、紹介された人達の仕事が全てアーチスト系で、中にはリールのオペラ座で働いている方も居ました。


基本的にフランスの若者は殆どが英語が出来るのであまり会話にには困りませんでした。


フランスが無形資産に力を入れており、芸術や文学、映像、デザインやブランドを作る力を身に付ける為の大学も多い様でこれからは人類の働き方や生活が急激に変化する事を私は感じ取りました。


04May2021-2.jpgフランス人から基本的に自宅に呼ばれる事は殆ど無く、その理由は家が狭くを人を呼べる状態では無く、ご覧の様な家に、先祖代々に渡り住み続ける事が多いそうです。


感覚的に、東京の下町である墨田区の人の生活に似ていますし、人々の感覚的相性が良いのではと私は感じました。


次回第59話は、「歴史的な職人の街リール市の繁栄と未来に橋渡しする芸術文化を学ぶ!」をお送り致します。

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