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歴史的な職人の街リール市の繁栄と未来に橋渡しする芸術文化を学ぶ!第59話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

06May2021-4.jpgリール滞在中はご覧の侍姿で散策し、私の背後にある建物はリール美術館でこの時ルーベンス展が行われいたのでこのまま行って来ました。


このリールは、歴史的には864年から1794年までフランドル伯(Comte de Flandre)が支配していたのでフランドル地方と呼ばれ、中世に毛織物業を中心に商業、経済が発達し、ヨーロッパの先進的地域として繁栄をしました。


富が集まれば芸術も盛んになり、荘厳なリール美術館(La Chambre de commerce de Lille)に貴重な絵画が収蔵されています。


この時は、ヨーロッパ中の貴族階級や収集家間でも高く評価されているルーベンス展が行われいたので行ってみました。


ピーテル・パウル・ルーベンス(Pieter Pauwel Rubens)は、画家として知られていますが、高度な知識人で古典的知識と共に文主義学者でもあり、美術品収集家で、七ヶ国語を話せたので外交官としても活躍した方です。


作品展を見学しますと巨大な作品が多く、当時のルーベンスの工房はさぞ広大であったかが伺われます。


宗教画が多く、当時キリスト教の力が如何に強大であったかを伺わせます。


宗教と影響を受けたミケランジェロの躍動感とその中に光の描き方で、作品に描かれた背景や意味を伝えている様に感じました。


次回第60話は、「リール商工会議所から分かる都市繁栄の仕組み!職人のまちは勤勉こそ財産!」をお送り致します。

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