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墨田区の区内産業の業況動向を知ろう! [墨田区の産業経済動向]

20171016-1.jpg墨田区の景況レポート117が届きましたので区内小規模企業の動向を分析してみたいと思います。


区内建設業は昨年末から年度末頃まで公共事業が引っ張る形で傍聴しましたが、公共事業が減ると直ぐに落ち込み年度越えから急速に伸びそうな動きをしています。


卸売業、サービス業、は横ばい傾向ですが、最も深刻」なのが小売業です。


つまり相変わらずものが売れないデフレ経済に陥ってしまった事が分かります。


そして、落ち込みの激しい分野は小売業で、実は大変な状況が起きて居るのです。


それは、ものが売れない反面人件費が上昇するというダブルパンチを加えらているからです。


時間が無いので明日に続きます。


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墨田区の飲食店は大変苦しいのが実情!錦糸町の客引きが無くならない悪循環! [墨田区の産業経済動向]

20170516-1.jpg墨田区の飲食店は顧客が減りその経営はどこも大変苦しいのが実情です。


こうした中で、ご覧の写真は、錦糸町駅南口側の京葉道路に面したコンビニの前ですがチャイニーズと思われる女性数人が公然と客引きをしていましたし、黒服の店員らしき男もグルの様です。


2014年12月1日から墨田区客引き防止条例が施行されましたが、相変わらず客引きが横行している事は夜の錦糸町に行かれた方ならご存知だと思います。


昔は錦糸町は歌にもなるほど楽しい歓楽街でしたが、20年程前から外国人が増え続け、雰囲気は暗く陰湿な街になってしまいました。


繁華街の道路には無数の客引きがおり、これがしっこい上に飲食代金のトラブルも多く安心して歩ける街ではなくなり、老舗の飲食店は次第に減ってしまいました。


昔は、取引先との接待などで使えるお店がありましたが、気の利いた接待の出来る店が減り外国人が多くなると、会話でお客さんを楽しませるお店が無くなり色気ばかりでは接待に使えなくなり自然と行かなくなった記憶があります。


客引きが進める店は非常に割高になるもので、先ず客引きへのマージンの支払いが発生しますし、店はお客が来ないから客引きを利用する訳ですから気の利いたサービスは受けられない事を意味するのではないでしょうか。


更に、どこの飲食店の経営は大変苦しいのが実情ですから、店の家賃や従業員の給料を支払わなくてはなりませんから、客引きの連れて来たお客はぼったくりの対象にされる事が多くなります。


こうした経験をした人は他のお店にも行かなくなりますし、この街に近づかなくなるので街全体の衰退につながる悪循環が起こります。


客引きに狙われるのは団体と泥酔した人で、団体は人数が多いので客引きへのマージンも店の儲けも大きい事、泥酔者は正常な判断が出来ませんから有り金全て取られた上に、ATMでカードの現金を下ろさせるあるそうです。


客引きは、見たら通報すべきだと思いますが、警察に110番通報してもすぐに来ない、取締らない事が客引きが無くならない原因だと思います。


錦糸町周辺には多数の防犯カメラが設置されていますから警察がその気になれば客引きは根絶できる筈ですが、無くならないのは警察が本気で取締って居ないからだと思います。


こうした問題を抱える自治体では、客引き対策の為に警察OBを積極的に採用する動きがありますが、肝心の客引きが根絶出来なければ何の為に警察のOBを雇っているのかわかりません。


結果を出せない様では税金の無駄遣いと言わざるを得ませんので今後区議会などで問題を追及して参ります。

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統計資料から分かる区内中小企業の現況!卸・小売業の動向は大変厳しい! [墨田区の産業経済動向]

20170402-1.jpgこれは卸売業の東京都と墨田区の業況を比較したグラフですが、墨田区は都内平均比べ低い水準にありその落ち込みが激しい事が分かります。

その原因は何かをさぐる為に次のグラフをご覧ください。

20170402-2.jpg墨田区の卸売業の深刻さは売上額の激減に伴い収益も悪化しており減収減益の大変厳しい状況がうかがわれます。

何が原因かを推測したい所ですがデーターが少なすぎて読み切れませんが、東京都平均に対して墨田区平均値は低いのは区内全体の平均所得が他区と比べて低い事が影響しているものと思われます。

20170402-3.jpgこれは小売業の厳しい実態を表すグラフで仕入れ価格は変わらないのですが、売上額の減少に伴う収益の減少は悪化するばかりです。

20170402-4.jpgこれは小売業の業種別業況の推移ですが衣類の落ち込み幅が激しく大変厳しい状況が分かります。

こうした背景には、店舗よりもネットで販売される量が増えており物流の流れが変わってしまい、これに対応できるでききないで格差が開く事が予想されます。

これに比べ食品はやや横ばい傾向を示しており、今後の回復も頭が重い展開になりそうです。


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統計資料から分かる区内中小企業の現況!建設業以外は大変厳しい状況です! [墨田区の産業経済動向]

20170401-1.jpg平成28年10月~12月期の区内中小企業の業況が分かるデターが公表されましたのでお知らせ致します。

建設業は減少傾向から大きくV字回復に転じ、2020オリンピック効果が出始めたのかも知れません。

その他の業種における業況は、依然として厳しいどころか減少傾向にあるものの、特にサービス業は悪化幅が大縮小傾向に転じはじめています。

製造業はわずかに厳しさが和らいだ感じですが、最近の為替相場が円高ぎみに推移しており米国のトランプンプ大統領の政策次第は大きく変動する事か予想され予断は許されません。

卸売業は前期とほぼ同様の悪化幅で減少傾向は変わらず、小売業及び不動産業においては、悪化幅がやや拡大しており為替相場が円高に向った関係でチャイナマネーの爆買が減少した影響が出て来ていると思われます。



20170401-2.jpg
区内の製造業は大変厳しい状況である事がこのグラフからも読み取れ、現状を維持するのが精いっぱいである事が分かります。

20170401-3.jpgこれを見ますと製造業と言っても業種による格差が見られ、機械の落ち込みが激しい反面紙(パルプ・紙、紙加工品)は大きく増加に転じている事がわかります。

しかしながら全体的に紙以外はマイナスゾーンから抜け出せておりませんから厳しさは続いています。

明日の当ブログでは、卸小売業やサービス業についての動向を解説致します。


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