墨田区立花の科学工場火事!次々に延焼し下町火災の恐ろしさを再認識すべきです! [ニュース]
27日午前11時半に区役所に登庁すると幹部職員から比較的大きな火事があったと報告を受け、情報収集の為現場へ向かいました。
午前10時ごろ、東京都墨田区立花3丁目の液体石鹼を製造販売する「第一化学工業所」赤い矢印の場所から出火し、黒煙と共に激しく燃え上がり、折からの北東の風に煽られ隣接する建物に次々に延焼してしまいました。
出火当時にいた同社の従業員13人はいずれも避難し無事との事で、隣接する建物にも延焼していますが、この時点でけが人等は確認されていないそうです。
消防車が36台も出て消化に当たっていますが、激しい黒煙に阻まれ消化活動徐々に効果が出た感じです。
火元の倉庫等は既に全焼し一部柱だけ焼け残っているのが見えます。
防火性の強いと見られる鉄筋コンクリートの株式会社シバタ第二ビルへ延焼し、その隣のビルの屋上から消化活動を行う消防隊の懸命な消化活動が御覧になれます。
火元となった建物は消化され黒い煙から白い煙に変わり、鎮火へ向かった事が分かります。
延焼したビルの2階から激しい黒煙が出始め、窓に向けて放水をしており、取り敢えずこれ以上の延焼は無さそうな状態になりました。
この黒煙はプラスチック系の燃えた臭いがして、煙を吸うと危険な為に、半径500メートル以内は警察の規制線が張られ、立ち入りが出来ない様にされていました。
上空には東京消防庁のヘリコプター「つばめ」がホバリングしながら待機し、その撮影した映像を各現場で共有しながら、延焼を防止し、消化活動が効率的に行われていた事が伺われます。
現在空気が乾燥しておりますので、くれぐれも火の取扱いにはご注意下さい。