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秋葉原に行ってびっくり!電子部品店街が消滅!日本の技術力が急速に失われている! [世界経済と日本]

16Aug2021-1.jpg16日秋葉原の電気街へ行き大変ショックを受けてしまいました。


写真は、左が壊れたハードディスク、右が今回買って来たウエスタンデジタル社製WD Red TM plus NAS対応(24時間365日常時稼働環境向け)の新しいハードディスクです。


数年前と街並みががらっと変わってしまい、ここへ来ればハードディスクなど簡単に買えると思いましたが、驚いた事に売っていないのです。


ここまで日本の技術力は落ちてしまったのか、と思うと我が国のハイテク技術もこれまでかと感じざる得ませんでした。


今では、こうした電子部品屋さんが無くなり、その後にはフィギア専門店やメイド喫茶や飲食店に変わってしまいました。


中古パーツ屋さんの方におそわり、やっとハードディスクを買う事ができましたが、大容量のハードディスクはは時価取引で、店頭に掲示された価格も時々変わるのだそうです。


その為店頭に置く店は、自分の所でPCを組んでいる店以外は在庫しないそうで、多くのショップはネット上に掲載して注文が入れば同業者を当たり買って来て売るパターンが多いそうです。


私が20代の頃は、多くの電子部品屋さんがあり、こういうものを作りたいのでその部品を分けてく下さいと言うと、細かく指導をして下さいました。


当時は機械の設計会社を経営していたので、各種スイッチやリレー、センサーなどを買いに行ったり、部品を発注したものです。


これが無くなってしまうのですから、日本の技術力は急速に落ちていますし、製品の質が落ちた事を投げかざる得ません。


この背景には、現在の企業が若者を育てようと言う感覚が無くなり、低賃金労働者として使え捨てにする様になってしまい、若者が職場で人生を生き抜く為のスキルを身に付けられなくなっているのではないでしょうか。


ですが現在でも技術者は必要で、昔の職場の仲間が現在会社の役員になっていますが、未だに技術的な事や技術者を紹介して欲しいと電話がかかって来ます。


また、日本のゲーム産業やアニメ産業を生み出したのも秋葉原ですから、こうした歴史と途絶える事無く守り続ける事が、秋葉原の魅力ではないせしょうか。

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