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熱海土石流災害行政の怠慢の可能性!上空から予測出来た危険性!人命を第1の行政を! [各種問題]

05Jul2021-1.jpg7月3日10時半ごろ静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川(あいぞめがわ)で土石流が発生しました。(写真出典:アベマニュース)


熱海は、保養地ですから私も何度も行く所ですから、常宿が心配で調べてみると発生現場よりも遥かに南でしたの無事でした。


そこで報道の写真等から現場を特定しその原因を分析してみました。


05Jul2021-2.jpgGoogleアースの衛生写真を基に発生前の現場と特定して見ますと、その原因が一目で分かる状態で、画面左上に過去の土砂災害の現場が土砂がむき出しなので分かりました。


報道によると7月1日~3日、熱海市網代の雨の降り方は、一番強く降った3日午前10時の1時間雨量は27ミリ程ので1時間に30ミリ以上の激しい雨や、50ミリ以上の滝のような非常に激しい雨は降っていなかったそうです。


しかし、過去の土砂災害現場に降り注いだ雨は、地中深くに染み込み、土砂全体の重量が時間と共に増し、画面左上の矢印の部分の斜面に膨大な圧力が生じた事が推測されます。


大量の水分を含んだ土砂が、矢印の部分の斜面に膨大な圧力がかかり、斜面が耐え切れず崩落し、矢印の流れに沿って土石流となって流れた事が伺われます。


結論から言えば、これは明らかな行政の怠慢と言わざるを得ません。


その背景には、我が国の経済が日本政府の無策が30年以上も続き日本経済を衰退させたと共に、1990年代に無駄な公共事業で日本政府の債務が1000兆円にも膨らみました。


その結果、肝心のこうした災害対策に回す財源が無く地方都市を衰退させて来たからです。


現在の日本の官僚は、本来やるべき仕事を忘れ、保身や天下り先確保、最近では自民党が官邸主導を理由に官僚の人事権まで押さえてしまい、自民党に媚びを売る官僚しか出世できなくなり、無能な官僚しか残れなくなってしまいました。


官僚が自民党に媚びを売る様になると、何が起こるか、自民党の議員は自分達の票田を確保し、政治献金が貰える各種団体の声を反映させる為に予算を作ろうしますので、票田にならない地域には予算が回らなくなります。


この土砂災害も熱海市が悪いのではなく、自民党独裁体制となった日本の官僚機構そのものが、既に機能しなくなっているのです。


当然熱海市もその危険性を知っていた筈で、住民を事前に避難させるなどの適切な命を守る措置を取っていないとすれば、その責任は免れません。


昨日の都議会選挙では、結果的に自民党が都議会第1等に返り咲いてしまいました。


まだ救いなのは、自民、公明合わせても都議会で過半数にたっしなかった事かも知れません。


この体制を変えていきませんと、我が国の国力は年々衰退し、国民の所得は下がり続け、日本の製造業や技術も何も無くなってしまい、結果的に国が滅んでしまう事は歴史が証明しています。


つまり、将来を見据えた計画的な国家づくりをすべき人達が、ごますりと腰ぎんちゃくばかり無能な官僚で占められますと優秀な官僚は育ちません。


しかも、この人事を自民党の利権だらけで、海外の諜報機関に洗脳され、国益をタダで差し上げてしまう様な政治家ばかりでは、この国は救えません。


その代償を支払わされるのは、常に国民であり勤労者で、常に弱い人々が最も大きな代償を支払わされている事に気付いていただくを事を希望します。

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