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インバウンド!浮かれ過ぎた墨田区!第9話!甘い汁を吸う天下り利権を直撃! [天下り利権に振り回される庶民]

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インバウンドで浮かれ過ぎた墨田区では、インバウンド以前に存在するホテルも中共ウイルス感染拡大の影響をもろに受けていると言っても過言ではありません。


ご覧の写真は第一ホテル両国が開業した2000年には、親会社の株式会社第一ホテルがバブル景気期の過剰な投資や、平成不況による売上低下から経営破綻しますが、その直後に生まれたのが第一ホテル両国です。


実は、このホテルの建物は、バブル景気に伴い奥山澄夫区長時代に、区民の税金50億円を使って建設され、天下り法人国際ファッションセンター株式会社が事実上の大家になっています。


しかも、貸し出された50億円は区民の税金なのに、墨田区は無利子融資しているので、あれから20年になりますが、無利子のせいか、約15億円がまだ返済されていません。


天下り法人と言うべき、国際ファッションセンター株式会社の収益源は、区民の税金50億円を使って建設されたこの建物の賃貸料収入で成り立つ仕組みです。


それだけでは、区民の税金を使う言い訳が立たないので、人材育成事業や起業家を育てる講習の様なものをしていますが、それは微々たる部分に過ぎません。


過去に、この国際ファッションセンター㈱に年間どれ程の賃料収入が入るのか調べた事がありますが、年間18億円を超えるお金が支払われています。


正しい理屈からすれば、区民の税金50億円と区民の財産である旧庁舎跡地に立てられた建物ですから、この家賃は区民の所に入って来るのが当然だと思いますが、実態は天下り法人が食べてしまっているのです。


問題これからで、今後中共ウイルス感染拡大で、仮にインバウンド需要が戻らなければ、当然、ホテル業は赤字となり、昔と違いこの近くには、1000室の客室を誇るアパホテル両国タワーや両国ゲートホテルも出来ましたのでホテル激戦区になっています。


借りに、第一ホテル両国が廃業などしてしまいますと、ホテル用の建物ですから、他へ転用が難しい為に、次のテナントが中々入らない可能性があります。


そうなると、大家である国際ファッションセンター㈱は、1億8千万円以上のお金が入って来ませんから、倒産する危険性が否めません。


これは、九段下のグランドパレスが需要の回復時期が見通せず、老朽化した建物の改修負担も重荷となり事業継続が困難だとして6月末で閉館と言う現実を見ても、その可能性は否定できません。

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