すみだまち処設立に区議会でただ一人反対した大瀬康介の予想的中!その2 甘い計画! [墨田区議会]
ご覧の図が東京スカイツリーの5階エレベター停車階と産業観光プラザまち処の位置関係を示す配置図ですが、この配置構造によりスカイツリー展望台を楽しんだお客さんがまち処に来ない理由があります。
スカイツリー展望台を楽しんだお客さん全てが左側の丸い部分に並んだエレベターから降りて来ますが、殆どが広いスペースの方に誘導されてしまい、そこにはおみやげ等が販売されていますのでそこに引き込まれてしまいます。
その反対に、まち処に行くには、右側の細く長い通路を通って、東京スカイツリータウンの東街区に行き、そのフロアーにある展示物に目を奪われながら、更に奥に進まなければなりません。
こうした様々な障害を乗り越えてやっと来て下さったお客さんを満足させる魅力的な施設である事が求められますが、私が数度視察に行くと閑古鳥状態で高額のお金を掛けた展示設営物では集客の役割をしていない事が分かりました。
それでは開設当初の集客数をご覧下さい。
ご覧の表から同プラザまち処の目標集客数は、年間600万人で、この数字は何を基準に作られたのか分かりませが、かなり水増し多された数字だと感じます。
開設後3年間では、開設初年度の420万人を超える事が無く少しづつ減少している事が分かります。
そこで、最近の状況をご覧下さい。
驚いた事に二年後の平成27年になると、400万人代かて一桁も減り、60万人代になり、翌平成28年には、50万人代に、平成30年には30万人代、令和2年には20万人代となります。
これは、当初私が指摘した限界効用逓減の法則の通りのカーブで減り続けています。
この問題は明日の当ブログに続きます。