S&P500種株価指数・ダウ工業株30種平均は共に過去最高値を更新! [世界経済と日本]
ご覧のチャートはS&P500種株価指数ですが、9日、アメリカの株式相場は盛況でS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均はともに、史上過去最高値を更新しました。
この株価の最高値更新の背景には、米国債の下落に伴いアメリカ10年もの国債の理回値は、1.659%まで低下した為に、引き続き金融緩和状態は続くと見た投資家が大かった様です。
こちらのチャートは、ダウ工業株30種平均株価ですが、物凄いシャープな値上がりを示している事が分かります。
問題は、この株高がいつまで続くかですが、中共ウイルス感染拡大の影響で、本来あるべき設備投資に向かわず取り敢えず行き場の無いお金が株に投資されれているのが真相です。
急激な値上が値は、相場の格言に「山高ければ谷深し」とある通り下落も大きいので、リスクの多い投資になりますのでこの局面はヘッジファンドなどが、何かの切っ掛けで空売りを仕掛ける可能性があり危険です。
同時に、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物5月限は、前日比28セント(0.5%)安の1バレル=59.32ドルで終了していますので、景気の回復は見られない事が分かります。
外国為替市場では、ドルが主要通貨の大半に対して上昇していますので、強いアメリカが戻り始めているのかも知れません。
投資は自己責任を前提で今日の動きを予想しますと、東京市場は、こうした動きを受けて株が買われると思われますが、一時的で、結果的には横ばいで推移する可能性があります。