株高浮かれの危険性!日本国債の利回りが上昇!予想される金融引き締め感! [世界経済と日本]
ご覧のチャートは日経225平均株価を日足で描いたものですが、株価が3万円を超えてから調整局面に入り始めたように思われます。
ここから先は、投資は自己責任である事、株価を予想する事は現在の技術を駆使しても常に様々な要因で変化する為、不可能である事を前提に現在の情勢を解説します。
先日銀行の方が来て金融を引き締める傾向にありそうだと感じている話をされていました。
それが本当なら株価の上昇は止まり、もみ合い後下落する可能性があります。
これまでの株価上昇は、所謂金融相場と言われる、政府が意図的に金融緩和して景気を回復させようとしたからと考えられます。
それを裏付けものが金利の動きです。
ご覧のチャートは、日本の10年もの国債の動きを日足で描いたものですが、2月に入り国債が売られ金利が上昇している事が分かります。
つまり、日本政府や日銀が1月末に政策変更をした可能性が、こうした国債の値動きから分かります。
アメリカの同様で2月頃から10年物の米国債利回りが上昇し始めています。
この最大の理由は、中共ウイルスの感染拡大防止措置で自粛が増えた為に、世界的に消費が減少した半面、家計の貯蓄が急激に増えており、これが潜在的な消費が増えている事を伺わせています。
簡単に言えばこれから景気が良くなり、活気が出て来る事が予想され、物価が上昇する可能性があります。