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シンガポール金融市場を開拓する大和魂!楽しい日本式エンターテインメント作戦!4話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

19Oct2020-1.jpg翌月曜になると午前7時20分にホテルに写真のロニーが自家用車で迎えに来て初出勤ですが、毎日の通勤は車で高層ビルの地下駐車場に入れてエレベターで26階まで上がるとオフィスがあり、景色も良好でした。


当時のデイリングルームはこんな感じで、相場の動きやニュースは現在の様にモニターが液晶化されておらず巨大なブラウン管のモニターを天井に吊り下げていました。


中でも最も重要なのが、全世界の金融市場の音声を伝えるスピーカーで最新のレートと取引所の雰囲気が聞けるので、ここから最新の相場の動きが分かります。


この日は、午前中からシンガポール証券取引所(Stock Exchange of Singapore)を訪問し、取引所の所長と合い市場の動きを見学し、場立ちの人達が株式や債券の取引を行っている光景を見ていますと、これから更に有望な市場になる事が予見できました。


夕方には、支店の取引先を訪問するのですが、シンガポールは灼熱の暑さで移動が大変かと思いましたが、高層ビルの中に集中しているので、殆どがエレベターを上から下へ下って行くだけで多くの取引先を回れますので効率が非常に良いのです。


更に、ビル同士をつなぐ通路等がありますので、これを使い隣のビルに行き同じ事を繰り返す訳です。


こうして訪問した中で、感触の良い得意先を接待に誘い出すのですが、これも意外に簡単で海外駐在員の日本人ディラーは、新鮮な日本の情報に飢えていますのでこうした情報を知りたくて快く応じて貰えました。


接待先は、今は無くなってしまいましたが、ホテルニューオータニ・シンガポールの中に東京の高級料亭千羽鶴と言う所で、そこでは本格的な日本の寿司が食べられますので、皆さんに大喜びされました。


美味しさの秘訣は、全ての寿司ネタが東京の築地から航空便で直接取り寄せているので、日本本土の味がそのまま味わえるので、お客様に大変喜ばれました。


価格は当然高価で、日本国内の料亭と同じか少し安い感じでしたが、4人で10万円程度のお値段です。


その後は、現地スタッフの進める当時流行っていたキャバレーへ行きショーを見ながら女性と会話を楽しみます。


そこうしている内に、日本のディラーが集まるクラブがある事が分かり、そこへ行くだけで新しい取引先を獲得できる事が分かりました。


しかし、日本語が出来ない現地スタッフには重荷になりそうでしたので無理強いはしませんでした。


19Oct2020-2.jpg現地スタッフとの飲み会も多く、写真はバーで東京で流行っているカクテルの作り方を教えている所です。


シンガポールでも香港で流行っていた、ファイブ・テン・ゲームが人気で、負けるとグラスのウイスキーを一杯飲み干さなけれなりません。


ここでも「私はエスパーで、君達には酒でも絶対に負けない」と豪語してこのゲーム勝ち続けると、シンガポーリアンは面白い程、酒に弱い様で次々に飲み過ぎでダウンしてしまいます。


そうすると別の方が勝負を挑んで来るので多勢に無勢の感がありますが、実は、接待慣れしている私は、飲んだふりをしてトイレに行って吐いてしまうので殆ど酔っておらず、酔ったふりをしているのです。


これは、イギリス人とビールを飲み合うと、ここでも様々なゲームが始まり負けると飲まされるのですが、イギリス人は体格が大きい上に、内臓の関係でアルコールの吸収率が悪いそうで、酒にとても強いのです。


そこで、まともに飲めば日本人は皆ダウンしてしまいすが、こんな時に役立つのが上記の飲んだふり酔ったふり作戦が不可欠でした。


何しろ彼らは大量にビールを飲みますし、日本のアサヒビールは特に美味いそうで、水の様にがぶがぶ飲んでしまいました。


話は戻りますが、シンガポーリアンが、驚いていると私は「本当の日本人は武士道精神があるので何事にも負けないのだ」言うと唖然としていました。


結果的に、数人がダウンしてその場に寝込んでしまいましたが、これも彼らにとって楽しい思い出になる筈です。


19Oct2020-3.jpgこの写真は昼休み中現地スタッフがいたずらで撮影したもので、連日3時間程度の睡眠時間ですが、10分から20分程度昼寝をすると頭がすっきりするので必ず行っている光景です。


きわめて短時間の睡眠ですが、これでも結構疲れが取れますし、冴えた頭でないと仕事のミスの原因になりますでこうして体を休めます。


これが、激務の国際金融市場で生き残る秘訣かも知れません。


また、こうした国際金融市場で学んだ金融の知識が後の人生で大きな富をもたらす土台になるのです。


この事は、逐次解説して行きます。


次回は、「日本人エスパーの弱点は激辛攻撃、超激辛メニューが続々!この危機をどう乗り越える?」をお送り致します。

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