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現地スタッフの乱!日本人エスパーの弱点は激辛攻撃、超激辛メニューが続々!第5話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

20Oct2020-1.jpg写真はシンガポール支店の最後の日にスタッフが送別会をやって下さった時のものです。


写真中央にいらっしゃるのが、現地のマネージャーで、彼は口癖のように「この国に来たら食べる事は遠慮するな勘定は俺が持つ」と言って食事の度に皆にご馳走して下さいました。


シンガポールは当時物価が安く、6人前後でたらふく食べたり飲んだりしてもそのお勘定は、日本円で5千円程度ですから食費は驚くほどかかりません。


また、彼らは、香港人も同じですが、お寿司の様な冷たいものは食べない習慣のようで、とにかく冷えたものは食べませんし、スパイスの効いてたものを好む背景には、暑さの為に食べ物が腐りやすくからの様です。


特に、水道水や生水は危険で、飲めば下痢をする可能性が高いそうで、飲み水はペットボトル入りのミネラルウオーターしか飲まない様にしなければなりません。


オフィス等では必ずミネラルウオーターの樽が置かれた、ウオーターサーバーが必ずありますのでその水を飲みます。


シンガポールでは、水が自給出来ず、水道水は隣国のマレーシアから輸入しているのです。


食事は屋台が多く激安で、水代わりにサトウキビの茎をローラーで潰しただけのサトウキビ水を飲むのですが、ほのかに甘く爽やかな味で、一見不潔そうに見えるのですが、これでお腹を壊す事はありませんでした。


また、屋台の店頭では様々なフルーツが売られ食べやすい様に串にさしたものが売られていますが、現地スタッフの話では、フルーツでお腹を壊す事はないそうです。


夜のシーフード屋台は楽しい上に美味しいのですが、店先に活きた魚が水槽に入れられて泳いでいるのを選び、その料理法を指示してオーダーするのですから、これは現地スタッフがいないと注文すらできませんでした。


私は、食べ物の好き嫌いが無いので、世界中どこの国へ行っても現地の食事が楽しめるという特技がありますので、何処の国へ行っても食事に困る事はありませんでした。


話は変わりますが、私はエスパーだと言って、現地スタッフと飲み比べをしてもゲームをしても勝ち続け、やはり日本人は強い事をアピールする事に大成功しました。


面白い事に、現地スタッフが私の弱点は何か探り出した様で、現地スタッフの乱が起こりました。


それは、あるタイ料理レストランへ行った時の事ですが、店の中は全体的に、様々なスパイスの激しい香りが漂うタイリゾート風のレストランに案内されました。


すると運んで来る料理が辛そうな料理でばかりで、私の目の前の大皿には青唐辛子が敷き詰められた様な料理で匂いも激しいピリピリした青唐辛子の匂いがします。


スタッフが「これはタイの美味しい料理ですから、どうぞお召し上がりください」と言われました。


私が、食べようとすると、円形のテーブル座っている人たち全員の視線が私に集まっている事を感じました。


これは、きっと何かを仕掛けているぞと感じ、その意図は何かと予想すると、激辛を食べたリアクションを期待していると推察しました。


そこで、皆の予想を裏切る事にして、全く辛いと感じないと言う演技をする事にしました。


その食事をスプーンですくい、口に放り込みと表情を変えず数回かみ飲みこむと、開口一番に「もっと辛いのは無いのか」と聞くと、全員が大笑いしてしまいました。


暫く笑いが止まらず大うけでした。


笑いのツボは、皆の予想を裏切る事をしたり、予想外の展開になると人は笑うもので、こうしたテクニックは、浅草の園芸ホールの寄席などをよく見に行っていて芸人さんの舞台を見ながら学びました。


この他に、向島の料亭には幇間さんという芸人さんがいらして、宴席をなごませる芸を披露しそれを生業にしている方も居てこうした事も接待の場では必要だと思います。


こうして、シンガポールでも人を楽しませ、よい思い出が作れた様です。


次回の続編は「海外出長は海外派遣要員選定だった!世界4大マーケットからオファーが!」をお送り致します。

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