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千代田区に見る官民接待の実情!公金による区長による有権者への寄付!桜を見る会! [選挙は本当に公平公正なのか?]

23Sep2020-2.jpgご覧のものは、千代田区のホームページに記載された報道機関のスクープに対して言い分けともいえる「千代田区 全町会長懇談会」についての区の考え方についてと言う記事の訂正箇所です。


官僚らしい報道記事に対する訂正が行われた事が分かります。


報道によりますと、千代田区が町会長ら100人以上を招いて毎年行っている区主催の懇親会で、一人1万円を超えるコース料理や酒が同区内のホテルで無料で提供されていて、区長の有権者に対する寄付に該当する可能性が指摘されています。


「千代田区 全町会長懇談会」についての区の考え方についてでは、報道では「飲食費」と書かれているのに、区の考え方では「飲食」に書き換えており、区民から嘘だと指摘されこの様な訂正と言う事態になった様です。


同区では、更に参加費の妥当性について、空しい言い訳に見える1,000円しか違わないのに、上記の様な言い訳をしています。


百歩譲るとしても千代田区の公式に認めて飲食費9,000円から11,000円と言う飲食費は、「大津地方裁判所が2003年に、大津市長と連合町会会長との懇談会において、一人当たり6,000円を超える支出は違法とする」と言う判決が出ています。


つまり、この判決の約倍近い金額ですので、行政訴訟が起こされれば違法と判断される可能性が高く、その差額分を区長は支払う必要が生じる事が予想されます。


こうした問題は、千代田区に限らず全国の自治体で何らかの形で行われている可能性があります。


特に、町会長が選挙等で特定与党の候補者を推薦したり、町会会館が選挙事務所に使わるなどの状況で推測できるものです。


この背景には、行政を意のままに運用し、天下り先を確保したい官僚は、議案などを自分達の都合通りに通したい為に、与党が過半数を占めている方が何でも賛成してもらえる様になるからです。


これでは、議会の行政の監視・監督機能が発揮出来ず、我田引水的な利権政治になりやすくなり、その負担は我々の税負担、つまり消費税が増税されたのはこの財源の為だった事が分かって参りました。


公金が使われ無料で接待される背景には、こうした官僚支配の構図が隠されており、我々の税金で接待する訳ですから、官僚の懐は痛みませんし、その分は消費税増税で賄われる事を忘れてはなりません。

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