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利権行政の闇!府中市参事・自民党市議ら6人官製談合防止法違反で逮捕! [公金を利用して票田を作る自民党の実態!]

03Jun2020-1.jpg2日、警視庁捜査2課は東京都府中市の公園拡張工事や道路工事を巡り、自民党市議を通じて入札の最低制限価格を業者に漏らしたとして、官製談合防止法違反の疑いで、市都市整備部参事の塚田雅司容疑者(56)を逮捕しました。


価格情報を基に落札したとして公競売入札妨害容疑で市議の自由民主党市政会村木茂容疑者(73)と自由民主党市政会臼井克寿容疑者(44)と市内の土木工事会社代表の田中善雄(75)日鋼町、池田伸夫(48)若松町、同住吉町の容疑者の計6人も逮捕しています。


捜査2課によると、業者側が市議2人を通じて塚田容疑者に漏えいを持ち掛けたとみられ、同課は6人の認否は明らかにしていません。


こうした事件を分析する事は、管制談合の手口を知り墨田オンブズマンとして不正と見られる契約をスクリーニング((screening)ふるい分け)して更に疑問点を調査して違法があれば告発する為に重要です。


更に、FBIが行っている犯罪手口や犯罪者をプロファイル化してそのパターンをデーター化して置くことで、類似のケースから犯罪を推測しようとするものです。


この事件の手口はこうだ!


捜査2課によると、塚田容疑者は当時、都市整備部長で、同部が関係する工事の最低制限価格を知る立場だったという地位にある人物の犯罪です。


どう言う訳か塚田容疑者が2019年8月下旬、村木、臼井両容疑者に最低制限価格を漏洩している点です。


ここで注目すべきは、8月下旬と言うと議会は夏休みでこの時期に登庁する議員は少ない点と、決算や予算執行を方針を決める9月以降の行政の絡みもありそうです。


業者側の動きを分析しますと、土木工事会社代表の田中容疑者から同市議の自由民主党市政会所属の議員、村木茂容疑者に、最低制限価格を教えてほしいと依頼している事です。


更に、同工事会社の池田容疑者が別の工事会社代表を通じて、同市議の自由民主党市政会所属の議員、臼井克寿容疑者に最低制限価格を教えてほしいと依頼しています。


この事から、土木工事会社代表の田中容疑者は何が何でも仕事を取りたい為に、市議の自由民主党市政会村木茂容疑者と自由民主党市政会臼井克寿容疑者に対して別々のルートで最低制限価格を聞き出している事から伺われます。


こうした依頼を受けて、市議の村木、臼井両容疑者が都市整備部長の塚田容疑者から聞き出したとみられます。


疑問な点は、都市整備部長が犯罪が発覚すれば刑事事件となり逮捕される事や懲戒解雇になる危険を冒して最低制限価格を漏洩した動機です。


考えられる事は、行政側と与党会派の自由民主党市政会との慣れ合いの関係が推測され、官僚側は天下り施設の建設や天下り法人に流れる予算を可決させるには与党に貸しを作るなどの関係強化が必要だからと思われます。


自由民主党市政会の2名の議員がこうした要請に拒絶なかった理由は、日ごから選挙などで協力して貰っていたり、政治献金やパーティー券を買って貰っているなどの借りがある可能性が高いのです。


この事件の分かり易い点は、最低制限価格54,548,952円に対して落札価格が54,548,952円と全く同じで、ここまで一致する事は、理論的な確率から言ってあり得ません。


こうなっ理由は、田中容疑者が別ルートで最低制限価格を聞き出させた為に他の業者にも情報が流れてたと勘繰り、絶対に落札する何らかの事情があり同一価格で入札した可能性があります。


こうしたケースは入札で良く見られますが、捜査機関ではありませんので実態を強制捜査出来ませんので、見つけた場合は捜査機関に情報提供しています。


捜査機関も関心があったり他の事件を追いかけている場合にコンタクトして来る事もあります。

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