ゴールデンウイーク自粛効果を探る！観光産業壊滅と迫り来る倒産の連鎖！

ご覧の写真は我が家の屋上から撮影した5月3日午前9時23分頃の浅草通り東側の私の事務所のある業平方面と奥は押上交差点のようすです。

COVID-19（新型コロナウイルス感染）の無い昨年の今頃は、止める場所が無い程の観光バスと観光客の車、多くの歩行者が見られますが、ゴールデンウイーク自粛の効果が歴然として出た事が伺われます。

これも同時刻に反対側の浅草通り西側の浅草駒形橋方向を撮影したものですが、ご覧の通り換算としていますが、道路の分離帯に植えられた五月が満開で綺麗です。

この影響で深刻なのは、東京スカイツリーと東京スカイタウンなどの大規模商業施設は既に1カ月以上閉鎖していますので、ここに入るテナントさんやお店はどうされているのでしょうか。

更にここで働いていた方の収入は確保できているのでしょうか。

最近この付近に作られたホテルの大部分が開店休業状態で、両国の旧安田庭園前に作られたばかりのアパホテルは、開店を延期してコロナ感染者の一時収容場所として東京都に提供してくださった様です。

それにしても政府の国民保護、事業所保護政策の酷さが露呈して来ました。

小規模企業への資金繰りの為の融資制度がございますが、これが実際には機能していない様です。

現実の話し、相談や申し込みだけで数週間待たされている様で、政策金融公庫は申し込みして約1カ月後に面談、その結果は面談から1か月後で、それも更に遅れているという報告が寄せられています。

これに対して銀行はと言うと、墨田区が利息分を支払う事で無利息で借りられる環境はあるものの、その貸し出しの原資は銀行のプロパー資金での対応となるので、実際に借りられるのは優良顧客だけになり易いのです。

分かり易く言いますと、借りたいと銀行の窓口へ行って朝から並んでも、政策金融公庫を進められるか保証協会を利用する為に審査書類を書かされ、審査結果はNGと断られる可能性が高い様です。

その最大の理由は、世界的な大恐慌へと進んでいますので、返済の見通しが現時点で建てらません。

本来なら、政府が保証し政府が責任を持つべきですが、現在の安倍政権は消費税すら未だに全廃できませんし、しようともしていませんから、国民の事など考えていない事が分かります。

このままでは、大量倒産時代に突入する事は避けられそうもありません。

その一方で、現時点でスーパー等は売り上げを伸ばしていますので、かなり買い溜め需要の影響がある様で、消費者の冷静な消費行動が出来ていない事をいかがわせます。

こうした混乱の時に、皆と同じ方向に動く事は得策ではありません。