SSブログ

何故自民党の国会議員は公選法違反でも逮捕されないのか?河合あんり・河合克行 [選挙は本当に公平公正なのか?]

02Apr2020-1.jpg2日、広島県安芸太田町の小坂真治町長が昨年7月の参院選を巡り、河井案里参院議員(46)(広島選挙区)夫で同党衆院自民党の河井克行・前法相(57)から現金20万円入りの封筒を受け取っていたと明らかにしました。


小坂町長の説明では、案里氏が広島選挙区から2人目の自民党公認候補として出馬が決まっていた昨年4月下旬~5月頃、克行氏が自宅を訪れ、「参院選で票を分ければ、(自民党の)2人が通る」などと言って、白い封筒を渡してきたそうです。


小坂町長は中身が現金だと思い、受け取りを拒んだが、克行氏が引き下がらなかったため、開封せずに自宅で保管していたそうです。


こうした町長の証言から裏読みすると、公認争いと呼ばれる状況が生じており、政党内部において,誰を公認候補として擁立するかや利害が対立するほど,夫婦で公認を得るための手段として「買収」が行われた可能性が読み取れます。


02Apr2020-2.jpg令和元年10月30日、同年7月の参院選で河井陣営が車上運動員13人に公職選挙法の法定上限を超える報酬を支払った疑いがあると、週刊文春の電子版が報じ公選法違反が暴露されました。


翌、10月31日に河井克行が法相を辞任して以降、河井案里と夫の克行は国会を欠席し続け、夫妻とも公の場から姿を消しているが、議員報酬は夫婦で合計年間約8千万円が我々の税金で支払われています。


こんなとんでもない議員夫婦に、2020年1月23日、前年7月の参院選の公示前、河井と夫の克行がそれぞれ支部長を務める自民党支部に対し、自民党本部から計1億5千万円の入金があったことが明らかにされます。


この金の出所は、我々国民一人当たり毎年250円負担している政党交付金から出された可能性は否定できません。


何故、ボランティアが基本の選挙で1億5千万円も必要なのでしょうか。


利権政治の根本は政治と金の汚いしがらみではないでしょうか。


それにしても、マスコミなどで選挙違反が報じられても自民党の国会議員が逮捕されないのは何故でしょうか。


警察や司法の公平性が疑われますし、自民党の候補者の中にはどうせ逮捕されないと公然と選挙違反が繰り返されています。


この事件で河井議員夫婦が逮捕されるかどうかで、司法や警察、検察などの意識改革が進んでいるかが読み取れそうです。

nice!(15) 
共通テーマ:ニュース

nice! 15

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。