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新シリーズ!貧富の格差と階級社会はこうして作られる第4話 直観の鍛え方 [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

10Oct2019-1.jpg人間の脳には膨大な経験や知識が日々蓄えられそれを瞬時に引き出す事が出来ます。


相場を見ていますと何故か胸騒ぎがしたり、逆にチャンスが来た事をイメージさせる直観を感じる事はないでしょうか。


1987年に発生したブラックマンデーの直前株価のチャートが高値圏で乱高下しているのを見て何故か気分が悪くなる様な不吉な予感を感じたので直ぐに所有していた全ての株を売却した事があります。


その3日後にブラックマンデーが発生し、世界の市場は売り一色になり取引が成立しないまま気配値だけが下がり続け、3日後には一時的に底を打ちますがその後私の記憶では3ヶ月は下落相場続きました。


この直観のお蔭で私は損をする事はありませんでしたが、直観の大切さをこの時初めて体感しました。


直観は何故感じるのかと言うと、人の脳の中には直観を生み出すほど巨大なデーターが蓄積されており、これが自然に浮かびあがる事があり、これを感じ取れるかどうかなのかも知れません。


直観も3種類あり、一つは確固たる事実に基づかない直観が閃くもので、これはただ頭の中で浮かび、何の意味もなく、何処にも導く訳でないものがありこれは脳の気まぐれに過ぎないかも知れません。


二つ目は、何かを強く望んでいる場合やお金儲けがしたいと強く望んでいる様な場合は脳が願望に負けて直観を出す場合があります。


三つ目はチャートや不動産などを見て不思議に買ってみたいとか、逆に不安を直観させる場合で経験や知識から込み上げて来る様な直観の場合は脳の巨大なデーターの蓄積から導きだされた直観の可能性が強いのです。


私の経験では巨大なデーターの蓄積から導きだされた直観は、漠然と感じるのではなくかなり強く直観する傾向があると思います。


スイスの銀行家マックス・ギュンダーは「その直観を裏付ける情報の保存場所を自分の心の中に識別できるのであれば」と述べています。


つまり、その道のスペシャリストになりますと、脳に膨大な経験や知識がありますので、その分野の直観が働きやすくなると考えられます。


結論から言いますと、正確な直観力はその道のスペシャリストに閃きますので、先ずスペシャリストになる必要がありそうです。


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