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第4話 聖徳太子日本仏教の基礎を築き大陸の優れた技術や制度を取入れた!その2 [世界の偉人の波乱万丈の人生を学ぶ]

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ご覧の人物は聖徳太子の父親で12歳の時に天皇に即位し用明天皇となりますが、即位後2年で病死してしまい享年41歳でした。


この時14歳だった聖徳太子は、父の用明天皇が仏教に帰依したことで豪族間の対立が激しくなっている状況に巻き込まれ、仏教に反対する物部氏が仏教を大切にしていた蘇我氏へ軍勢を率いて攻め込んできました。


これに伴い聖徳太子は、初出陣を行いますが、兵力も武器も劣勢な物部守屋が弓矢で聖徳太子狙う為に自ら木に登り狙いますが、逆に弓で射貫かれ戦死しました。


これにより大将を失った物部氏は全軍が総崩れになり、聖徳太子は初陣を飾り、物部氏は滅亡します。


用明天皇の崩御に共ない用明天皇の弟である崇峻天皇が即位し、蘇我氏は百済から僧侶や技術者を招き、日本初本格的な寺院飛鳥寺(法興寺)を建立し、仏教興隆を推進します。


その後、崇峻天皇に次いで用明天皇の妹の推古天皇が即位し、当時20歳となった聖徳太子は叔母に当たる推古天皇の摂政となります。


聖徳太子21歳になると「三宝興隆の詔」が出され、豪族たちは一族繁栄の祈願をする為に氏寺をつくり始め、多くの僧侶が迎えられて、法事が営まれるようになり、これを氏仏教と言います。


聖徳太子が32歳になると、日本初の憲法である「十七条憲法」を制定しました。


第一条 人と争わずに和を大切にしなさい


第二条 三宝を深く尊敬し、尊び、礼をつくしなさい(三宝:釈迦、その教え、僧)


第三条 天皇の命令は反発せずにかしこまって聞きなさい


第四条 役人達はつねに礼儀ただしくありなさい


第五条 道にはずれた心を捨てて、公平な態度で裁きを行いなさい


第六条 悪い事はこらしめ、良いことはどんどんしなさい


第七条 仕事はその役目に合った人にさせなさい


第八条 役人はサボることなく早朝から夜遅くまで一生懸命働きなさい


第九条 お互いを疑うことなく信じ合いなさい


第十条 他人と意見が異なっても腹を立てないようにしなさい


第十一条 優れた働きや成果、または過ちを明確にして、必ず賞罰を与えなさい


第十二条 役人は勝手に民衆から税をとってはいけない


第十三条 役人は自分だけではなく、他の役人の仕事も知っておきなさい


第十四条 役人は嫉妬の心をお互いにもってはいけない


第十五条 国のことを大事に思い、私利私欲に走ってはいけない


第十六条 民衆を使うときは、その時期を見計らって使いなさい


第十七条 大事なことは一人で決めずに、必ず皆と相談しなさい


この十七条の憲法をご覧になれば現在にも通じる人としての本質を見極めた正しい方に導く本質が書かれているのではないでしょうか。


最大の問題が我が国の教科書からこの聖徳太子が消される危機にあるのです。


これも、我が国を弱体化させ滅亡させる外国からの指示で日本政府や特に自民党が歴史的にGHQの占領政策でCIAが作った事が米機密文書の60年を経て公開された文書で明らかにされていますの思惑通りに動かされているのかも知れません。


この事は本来我が国の国民と文化を守り次世代に継承させるのが仕事の筈の文部科学省の官僚がアメリカ等の国際金融資本家のマインドコントロールされてしまい、逆に我が国を弱体化させる為に動いている様です。


聖徳太子の存在した歴史の事実は、物部氏を滅ぼし、十七条の憲法を制定し、法隆寺など歴史的建造物を多数残し現在でも存在するのにそれが現在のおかしな教科書検定では教科書から消える可能性が高いのです。


驚いた事に最近の学者の中には「聖徳太子はいなかった」という説で、研究者の大山誠一氏が「推古天皇の時代に厩戸という皇子はいたが、有力な皇子の一人に過ぎず、政治を主導したわけでもないし、聖徳太子の名で呼ばれたこともない。太子の業績は『日本書紀』で創作だ」といった研究成果を発表する始末です。


更に驚いた事に、この説は学界で定着しはじめ、その結果、一部の教科書には「推古天皇が新たに即位し、国際的緊張のもとで蘇我馬子や推古天皇の甥の厩戸王(聖徳太子)らが協力して国家組織の形成を進めた。603年には冠位十二階、翌604年には憲法十七条が定められた」(2012年検定済『詳説日本史B』山川出版社)と書かれました。


学者とか研究者が如何にいい加減なものかは、実際に付き合ってみると分かるのですが、権威だけをふりかざしながら結果的には金の為なら何でもやる、水掛論に巻き込まれたくないので疑問に思っても何も言わない輩が多いのです。


こんな人達に我が国の歴史が書き換えられない様に監視する必要がござますし、聖徳太子の存在は我が国の国体に関わる大切な問題ですので、これ以上我が国を弱体化させない為には我々が正しく歴史を学ぶしかありません。


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