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木星の衛星エウロパが生命体存在の有力候補に!水のプルーム (plume水柱)を分析! [日本のマスコミが報じない世界のニュース]

16May2018-1.jpgロイター(REUTERS)通信ワシントンは14日、1997年に米航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機ガリレオが木星の衛星エウロパの地表200キロの高度を通過した際に撮影した画像を分析したところ新たな発見をした事を報じました(Photo by National Aeronautics and Space Administration)。


氷のプルーム (plume水柱)を通り抜けた際のデータをあらためて分析したところ、水が宇宙に噴出していることを示す根拠が見つかったとの研究結果が、ネイチャー・アストロノミー誌に掲載されました。


これにより木星の衛星エウロパが生命体存在の有力候補になり、更なる探査が行われる可能性が出て来ました。


16May2018-2.jpgNASAが1997年に宇宙船ガリレオが高度地表から200キロ(about 124 miles)地点で撮影した部分はご覧の線の中の黄色とオレンジ色の部分です(Data collected by NASA’s Galileo spacecraft in 1997)。


NASAの宇宙船の名前が「ガリレオ」と命名された背景には、ガリレオ・ガリレイが1610年に木星の月エウロパを発見した事が命名の切っ掛けの様です。


その発見から4世紀以上後に、天文学者が木星の衛星エウロパの表面が氷で覆われている事を発見をしました。


それはエウロパの表面の細かい線は氷のヒビだと言われて来ました。


論文を出した米ミシガン大学の宇宙物理学者Xianzhe Jia氏が分析を主導し、ガリレオが捕らえた磁場のゆがみが地下の海から氷の地殻を突き抜けて宇宙に噴出している間欠泉によって生じていたと考えられると報告しています。


16May2018-3.jpg今回の分析結果を含め、これまでにもエウロパにはご覧の図の様なプルームが存在する根拠が示されており、表面は氷で覆われて居て氷の下には深い海があり、その中には生命体が存在する可能性があります。


エウロパの大きささは月よりもやや小さい大きさで月には水が殆どありませんがエウロパはには豊富な水が存在する理由にも好奇心がそそられますね。

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