墨田区の洪水・都市型水害ハザードマップから分かる安全な場所と危険な場所! [各種問題]
地域防災計画(平成29年度修正)が作成されその中から皆様の生活で必要な情報を提供すると共に分かり易く解説したいと思います。
上の地図は荒川が氾濫した場合の浸水想定区域と浸水継続時間ですが、えんじ色の部分は浸水が2週間以上続く事が想定される地域です。
荒川が氾濫しますと墨田区の南部、北部地域の殆どが水に浸かってしまい、南部は1日から3日で水がはけますが、北部地域の大部分が2週間以上浸水してしまう事が分かります。
墨田区周辺の区では葛飾区はほぼ全域が水没しますし、江東区もほぼ全域が、台東区も隅田川周辺から上野駅位までが水に浸かってしまう事が分かります。
最悪は2週間以上も建物から外に出られませんから、日頃から食料や水を2週間分は確保しておく必要がありあそうです。
これは先日の当ブログでもご紹介した都市型水害、つまり高潮による浸水想定ですが、この図を見ればどこが水面よりも低い土地であるかが分かると思います。
この地図は大雨で冠水し易い場所を示した地図で、特に墨堤通りなど隅田川周辺の橋の下を通る道を通行する場合は道路が冠水していてうっかり車で入ってしまうと車ごと水没する危険地帯が写真で示されています。
これから大雨が降る事が多くなって来ますので雨の時には特にご注意下さい。