SSブログ

番外編!数字が表示されない電卓を修理再生する!物は大事に修理して使いましょう! [車の維持管理自分でやって維持費削減]

20180122-1.jpgこれは私の使っている12桁の電卓ですが、数字の印字が薄くなりやがて電源を入れても数字が表示されなくなりました。


現在の市価は2千円程度のものですから、1年間の保証期間を過ぎていて、修理に出すと費用が発生するとなるとなれば殆どの方は買い替えてしまうのではないでしょうか。


私は大量消費、使い捨てと言う風潮が好きではありませんし、資源の浪費やごみを増やさないと言う理由もありますが、12桁の電卓は何処でも手に入るものではなく、買い行くのはめんどくさいので直す事にしました。


20180122-2.jpg先ず裏側のプラスねじ2個を精密ドライバーで外します。


20180122-3.jpg電卓の上下のフレームパネルの接合部分の隙間にマイナスのマイクロドライバーを差し込みこじりますと接合部の中央部に見えます嵌め子の部分の形状を確認しながら、この場合は上の黒いフレームパネル側を外側に開くと簡単に外せる事が分かります。


これを外したらドライバーをずらしで次の嵌め子の部分を同様に外し、これを繰り返しますと本体とフレームパネルに分離します。


20180122-4.jpg予想していた通り、ソーラーパネルで発電された電気が貯蔵される場所を見ますと、ご覧の写真右上にあるボタン電池に貯蔵される仕組みである事が分かり、故障の原因はこのボタン電池の経年劣化である事が推測されます。


20180122-5.jpgボタン電池はご覧の様に背後からドライバーで軽く押すと出て来ますのでこれを取り外します。


ボタン電池の型番から同じ電池を探すが、型番は違うが代替が可能なものがありますので、既存の電池の型番をネット上の検索エンジンで調べ代替が可能の型番かどうかを確認して新しいボタン電池を用意します。


20180122-6.jpg取出したボタン電池の電圧をテスターで測定して見ますとご覧の様に1.344ボルトと必要な電圧を下回って居た事が分かり、数字が表示されない原因はボタン電池の経年劣化である事が確認出来ました。


20180122-7.jpg未使用の電池ですが長い間保管されていた関係で1.5ボルトよりも少し電圧が下がっていますが、こちらの電圧は1.493ボルトで使用に耐えると考えこちらに交換します。


20180122-8.jpg最後に組み立てて試運転をすれば終了で、ちゃんと元通り使える状態に戻りました。

nice!(7) 
共通テーマ:ニュース

nice! 7

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。