マスコミが報じな重要な世界情勢の変化!激動するトルコ情勢!第2話 [世界経済と日本]
トルコは1890年(明治23年)9月16日オスマン帝国の軍艦エルトゥールル(Ertuğrul Fırkateyni)が、現在の和歌山県串本町沖にある、紀伊大島の樫野埼東方海上で遭難し587名の犠牲者を出しましたが日本の救難活動から友好関係が深まり親日国でしたが最近は情勢が変わり南東部は危険地帯になっています。
ご覧のチャートはトルコリラと円の為替相場の週足を描いたものですが、トルコリラ安が止まらない状況である事が分かります。
FX等では売りを仕掛けていれば比較的に簡単に儲けられた時期が長期に渡り続いた事が分かりますが、この国も崩壊が囁かれています。
その理由はエルドアン大統領の独裁に対する国民の不満からクーデターの恐れがある、複雑な民族間対立、トルコリラ安が止まらない、難民の流入や、軍事増強もあり財政負担の増大などで崩壊が近い可能性があります。
こうした状況に目を付けて居るのがチャイナでトルコのEU離れアメリカとの関係の悪化で更にロシア機撃墜事件でロシアからも相手にされず、この状況に付け込んだチャイナに取り込まれる恐れがあります。
ここで問題が起きますと地政学的に中近東の要所で、しかも歴史的にオスマン帝国を築いた軍事大国ですのから世界経済への影響は避けられませんので、この危険性もある程度把握しておいた方がよさそうです。
その一方で再び世界経済は好景気のサイクルに入って行く可能性もあり、そのカギは脱チャイナで技術の模倣に世界が警戒を始めチャイナは新しい技術がコピーできなくなりチャイナが安物を世界にばら撒けなくなりデフレが抑制されはじめています。
その分ものづくりをきちんとしている国から徐々に景気が良くなりそうです。