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東京セキスイハイム㈱の解体工事現場で100キロのコンクリートが10メートル落下事故! [粗悪な不動産デベロッパーを追う!]

20170325-1.jpg25日午前9時30分ごろ吾妻橋2丁目20番地内のビルの解体工事現場で高さ約10メートルの場所から重さ100キロを超えるコンクリート片が隣のお宅の敷地内に落下しそこに置かれていたものを破壊する事故が発生したとの連絡で現場に行きました。

現場は、これまで度々近隣住民から危険な工事が行われて居た為に先日も区の職員とと共に行政指導をしたばかりでした。

先ず写真をご覧ください、元々あった建物は4階建ての築45年程度の鉄骨造りのビルですが、本来は小型の重機を揚げてワンフロアーづつ解体するものですが、ここではコストと時間削減の為か巨大な重機を使い搭屋から2階までの床をぶち抜いて解体工事が行われていました。

これは非常に危険な解体工事のやりかたで、先ず床を崩す時点で重量のあるスラブが落下しますので落下時点で大きな振動と大量の埃や破片が飛び散ります。

しかも屋上から1階までの壁面だけだ残された状態ですので壁面そのものが倒壊しますと隣の住宅側に倒れれば住宅そのものを押しつぶしてしまう恐れがあり、死亡事故に繋がり兼ねない大変危険な状態です。

この日事故を調査して見ると写真の右側の壁を解体する際に、飛散防止の筈で取り付けられたバネルが外された状態で屋上部分のコーナー部分のコンクリートの塊が高さ約13メールの地点から落下した事が分かりました。

20170325-2.jpgこれが隣の敷地に落下した約120キロのコンクリート辺で落下した際にそこに置かれて居たアルミ製の梯子に接触しながら落下した事が分かります。

この写真を撮影している際も上で作業が行われ小石や砂が私の方に落ちて来たので危険を知らせると共にこの様な危険な作業の中止を求めると共に警察を呼び事故による器物損壊事件として処理する様に要請しました。

20170325-3.jpg落下の際にぶつかり大きく曲がった鉄パイプが見られかなり危険な作業が行われて居た事が伺われ、一歩誤ればこの壁面が隣の家屋側に倒れれば大事故に繋がります。

20170325-4.jpgこれは今回落下したものと同じ反対側のコンクリートの塊で重さは推定300キロを超えると思われ、それが不安定な鉄骨の上に置かれた状態で何時落下しても不思議ではありません。

20170325-5.jpg更に現場を見て驚いた事に高圧ガスボンベと酸素ボンベの直ぐ近くに喫煙所が作られ安全管理の杜撰さに驚くと共にご覧の酸素ボンベが爆発しても不思議では無い危険な状態でした。

特に酸素ボンベは爆発する危険がある事は徹底されなければなりません。

ご覧のリンクにhttp://www.chem-station.com/chemistenews/2016/09/oxygen.html酸素ボンベの爆発の様子が動画配信されて居ますので是非ご覧ください。

これは作業者がたばこを吸って居たと言う想定での実験ですが、同じ大きさのボンベの破壊力がお分かりになると思います。

その後東京セキスイハイム株式会社の一級施工管理技士を呼び出し複数の違法行為を指摘させていただきました。

驚いた事にこの一級施工管理技士は工事の着工前に来ただけでそれ以降現場に来て居ない事が分かり単なる名義貸しの疑いがあります。

また、東京セキスイハイム株式会社(本社:台東区東上野4-27-3)は工事を丸投げしており、今回事故を起こした業者は3次下請けである事が分かりました。

この問題は明日の当ブログに続きます。


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