SSブログ

墨田区平成29年度予算案に見る暮らし続けたいまちや地域力日本一とは何か? [墨田区議会]

20170211-1.jpg墨田区平成29年度予算案の第3の重点施策は、「暮らし続けたいまち」とか「地域力日本一」と「住んで良かったまち」とは何かを見てみましょう。

20170211-2.jpgその柱となる施策はこの様な事らしいののですが、その内容がすごくチープなもので墨田区特有の耳障りの良い言葉を並べながら、中身は大した事が無いと言わざるを得ません。

ここでは大災害に備えて、火災対策、帰宅困難者対策、水害対策が掲げられていますが、その中身は「災害に備えての支援」に過ぎませんし中身は、「暮らし続けたいまち」とか「地域力日本一」と「住んで良かったまち」に程遠いものです。

大災害では、感震ブレーカーの交付でこれは1500円程度の配電盤のスイッチに取付けるもので、地震が起こると振動で玉状の重りが落ちて配電盤のスイッチが落ちる仕組みのものです。

しかし、これには通電火災には対応できるかも知れませんが、大災害ではこれ以外の要因で大火災が発生してしまうものです。

東日本大震災で気仙沼で発生した大火災では、津波で船舶用の重油のタンクが流され流出た重油に引火し海面に漂う瓦礫に引火して大規模な火災が発生しました。

帰宅困難者対策は、外部コンサルタント意見を聞く程度の意味不明な対策に過ぎません。

水害対策では、水害ハザードマップを作ったり土のうステーションを作る程度のもので、物理的に水害から身を守れる施策ではありません。

これが墨田区の現実で、一見良さそうに聞こえる言葉が並んでいるだけで、本質的な対策となっておりませんから、災害時は墨田区は何もしない事を言っている様なものですから、自分で自分の身を守る必要がある事は言うまでもありません。


nice!(2) 
共通テーマ:ニュース

nice! 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。