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墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第50話 消耗品は高値で随意契約! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]

20160929-1.jpgこれは平成27年3月23日に行われたすみだ生涯学習センター本館で使用する「複写機(コインベンダー付)の保守点検及び消耗品の供給(単価契約)」は1者しか呼ばず随意契約されていますが、契約単価は相場の8倍で墨田区の総務部契約課の官製談合を疑うのは私だけでしょうか。

ここまでの状況をご覧いただいて居ると思いますが、墨田区のコピー機関連の消耗品の供給及びコピー機等の消耗品は総合商社ベンキョウードー株式会社が独占的に随意契約で発注しています。

集中させる事で墨田区が安く購入して居るなら仕方が無いかも知れませんが、相場の8倍以上で購入して居る事がこの関連を調べますと明らかになり、もはや官製談合と言わざるを得ません。

20160929-2.jpgこれが入札仕様書ですがここに機種がシャープMX-2600FGのトナーである事が分かります。

コインベンダー付とありますが、複写機に課金装置が付いたものでこれは消耗品にはほとんど影響がありません。

のでその価格を調べますと相場は1本8,500円程度で、A4コピー用紙換算でカートリッジ1本で12,000枚印刷出来ますので消耗品を独占的に受注している総合商社ベンキョウードー株式会社額が適正なのか調べてみましょう。

20160929-3.jpg20160929-4.jpgこれは墨田区が随意契約した総合商社ベンキョウードー株式会社の見積書ですが、見積額はカラーが23.76円、モノクロが5.40円と言う価格を提示しています。

それではこの価格が適正な価格か調べてみましょう。

シャープMX-2600FGのトナーのトナーはMX-31JTBAとなり、2世代から3世代前の古いコピー機ですので、相場はメーカー希望価格の半値以下ですからモノクロの場合8,500円程度で、リサイクルトナーなら5千円程度です。

市場価格8,500円からA4コピー用紙換算でカートリッジ1本で12,000枚印刷出来ますので1枚当たりの適正価格は0.7円です。

つまり、総合商社ベンキョウードー株式会社の見積額5.40円は相場の約8倍なのです。

カラーの場合シアン、マゼンダ、イエローのそれぞれ8,000円程度で、リサイクルトナーなら5千円程度です。

市場価格8,000円からA4コピー用紙換算でカラーカートリッジ合計3本で9,000枚印刷出来ますので1枚当たりの適正価格は2.7円です。

つまり、総合商社ベンキョウードー株式会社の見積額23.76円は相場の8.8倍です。

起案書のタイトルは「複写機(コインベンダー付)の保守点検及び消耗品の供給(単価契約)」とありますが、そもそもコピー機は導入時に借上げ契約がされています。

第1及び第2回定例会で私の質問に対して区長の答弁は、「メーカー出荷伝票」の提出を求めた理由として「当該商品の信頼性を高め、確実に保証を受けるための担保となること」と述べられています。

この事は、コピー機は導入時に借上げ契約時に「メーカー出荷伝票」を出させると言う事は、「当該商品の信頼性を高め、確実に保証を受けるための担保となること」と言っておりましたのは周知の事実です。

この発言は、そもそも借上げたコピー機の保守点検も含むと言っている事になります。

つまり、墨田区の契約課はコピー機の保守点検に関して事実上二重支払をしている恐れがあります。

裏を返せば随意契約の背景には業者に対して二重支払をして、本来支払わなくてもいいお金を支払い、我々の税金を横流ししているのではないでしょうか。

区民の税金がこうして無駄に支払われ利権が形成されている事が分かります。

今東京都の杜撰な豊洲移転問題がニュース等で問題視されていますが、自民党東京都連の幹事長を長年務めドンと呼ばれた内田茂氏の存在がクローズアップされました。

「さまざまな利権が彼を通さないと進まないようになってきている」と言う話がございますが、公共事業を取りたい業者はこの内田氏に会いに行く事になり、まさか手ぶらで行けませんからこうした関係から闇の金の流れが作られます。

私もサラリーマン時代経験したケースでは、公共事業を取りたい場合はこうしたドンの所に行くと政治資金パーティーの平均2万円から1万円のチケットを大量に買わされ、そのチケットを暇そうな従業員に料理でも食べて来いと配るケースが見られました。

自民党東京都連の新幹事長は高島直樹都議会議員と聞き予想通りと思いました。

20160929-9.jpg2009年3月2日の当ブログでも取上げていますが、余りにも下品で大きな声で野次は飛ばすは、議場をうろうろ歩き回るし、写真の様に寝ていた方が静かで傍聴しやすいのです。

その後、この高島直樹都議(足立区選出)は、自分の後援会のパーティー収入を政治資金収支報告書に記載していなかった問題が発覚し、陳謝と言うより言い訳をしました。

高島直樹都議は政治資金パーティーと言う自覚が無かった様で後援会の親睦を兼ねたパーティーと釈明しているようだが、利権を餌に金集めのパーティーを行った上に政治資金収支報告書に記載していなかったのです。

後援会の親睦を兼ねたパーティーと言う名目ですが会費は1万円で参加者は平均2000人と言われ、毎回2000万円の会費を集めていたのです。

時効にかからない過去5年間だけでも総額1億円にのぼり、脱税の疑いもあり、政治と金の問題が騒がれている中高島直樹都議がこの問題をどの様に責任を取るのか注目していましたが、その後都議会選挙で落選しました。

1万円のパーティー券を2000枚利権の恩恵を受けた業者等に買ってもらっている可能性があるのではないでしょうか。

墨田区でも、区議会で指名競争入札の問題や随意契約の問題を指摘して居ますと、憶測や伝聞のみと決めつけて、坂下修区議会議長が「一般質問について」題された文書が出されたそうで、発言内容や再質問を制限しようとしています。

私の一般質問は当ブログでも指摘している通り、具体的な証拠と根拠を基に質問しており、これを憶測や伝聞のみと決めつけるならその根拠を坂下修区議会議長は自ら示すべきです。

この程度の事が分からない議長ならその職責を全うできないばかりか言論統制や意思に反する人達を弾圧する「いじめ」に過ぎず議会の品位を損なうのはご自身ではないでしょうか。

この事は議会制民主主義の根幹に関わる重大な問題ですし、議長は月額で916,000円もの高額な報酬を得ているにも関わらず、日本国憲法や地方自治法を無視する様な言論統制を行う意図で出されたなら区議会の議長としての品位を落とし議会の権威を失墜させ兼ねません。

今後この問題は訂正が無い限り議会や裁判等で違法性を明らかにしてシリーズ化して追及して参ります。


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