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すみだ北斎美術館の首を傾げるコレクションを検証!門人の作品と比較展示したら! [官僚利権とすみだ北斎美術館の研究]

18Jul2022-1.jpg御覧の肉筆画は、葛飾北斎の門人北溪の「杜鵑図」で、これは墨田区が購入したものでは無く寄託されたものです。


この肉筆の優れた点は、北斎の画風を忠実に継承している点で、北斎の門人の中でも北溪は優れた作品を残しています。


そこで、これまで墨田区が葛飾北斎の肉筆として購入したものに「杜鵑図」があるので、是非皆さんに見比べて欲しいので、下に掲載いたします。


18Jul2022-2.jpgこれは、墨田区が平成20年5月8日に5,775,000円で北斎の肉筆として購入したもので、落款には北斎とありますが、北斎と言われても違和感を感じるのは私だけでしぅか。


観察すべき点は、胴体と翼のバランスで、この様な鳥が自然界に存在していたなら羽の大きさが小さすぎて揚力を充分に得られませんから、これでは空を飛ぶ事が出来ないはずです。


まるでジェット戦闘機の翼程度ですから、戦闘機並みの推力が得られる様なエンジンでもあるなら可能かも知れませんが、これではどう考えても無理そうで、違和感を感じます。


これに比べて門人の北溪の肉筆は、大きく幅の広い羽ですから充分に揚力が得られそうで、違和感を感じません。


18Jul2022-3.jpgこれは平成26年(2014年)のすみだ北斎資料収集委員会・資料評価員の名簿です。


18Jul2022-4.jpgこちらは、令和3年度(2021年)のすみだ北斎資料収集委員会・資料評価員の名簿ですが、永田生慈氏は死去しその代わりに、新たなメンバーと入れ替えたようです。


ここにいらっしゃるのは、版画の摺師と各美術館の館長さんと、近代版画の研究者である大学の講師などの方々ですから、こうした古美術品の鑑定や価格の査定のできる方や北斎の専門やは相変わらず入っていません。


強いて言えば、安村敏信氏ですが、以前は板橋区立美術館にいらした方で、いつの間にかに信州小布施の北斎館の館長になられた様です。


すみだ北斎美術館では、是非とも御覧の北斎と門人の作品を並べて比較展示していただければと願います。


6月の区議会本会議で北斎の門人の作品を買っていたらきりが無いと指摘致しましたが、区長の答弁ではガラクタ買いが収まりそうもありませんので、事実関係を暴露していく事にしました。


特に古美術品は価格があって無い様なものですし、そもそも真贋を鑑定できる公式の機関が存在しませんから、我々の税金で贋作を買い、利権者の懐に入ってしまう可能性は否定できません。


そこでこうした事を未然に防ぐ必要がありますので、過去の怪しい資料や展示の可能性の低い資料を暴露して参ります。

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