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第73話 コンピューター通信時代を予感しフリーランスに!高度な技術力が武器に! [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

31Dec2021-1.jpg第73話は、「コンピューター通信時代を予感しフリーランスに!高度な技術力が武器に!」をお送り致します。


写真は私がサラリーマン時代にインドの国営企業の技術者に日本の情報通信機器の説明の為にご案内した時のものです。


この頃はインターネットの初期段階でしたが、これが今後起こるイノベーションが始まる事を私は知っていましたが、この技術をどの様に活用すべきか思案に暮れていました。


当然、こうした技術は国際金融市場では真っ先に取り入れられ、これを利用して世界中と金融取引をしているのですが、その後、大手総合商社に転職してからこうした技術を利用して独立する方法が何と無く分かり始めました。


こうした知識を応用すれば新しい通販やコンテンツビジネスや広告など新しいサービスが生まれる事は分かっていても、これを始めるには莫大な資金が必要で個人で始める事は不可能でした。


そこで私は、コンテンツビジネスを目指し独立し起業し、大瀬康介事務所と言うフリーランスの事務所を立ち上げました。


コンテンツビジネスと言っても映像を主にするもので、こうしたものは未知の領域ですから、これを幸運にも映画や歌舞伎で有名な松竹本社で学びました。


当然、こうした業界ではフリーランスと呼ばれる方が居て、こうした方からそのノウハウを彼らの仕事を見ながら学びました。


映像制作は、演出だけでは無く、この業界は所謂放送業界ですから、高度な専門的な放送技術が必要で、プロ用のカメラをを動かすだけもかなり高度な技術が必要で、技術的な事を理解していないと実は使いこなせないのです。


分かり易く言うと、カメラには複数の部品や機能があり、その組み合わせを瞬時に的確に使いこなす事で良い映像が作れるますし、失敗が許されないのはプロの仕事だからです。


更に、照明や録音はそれぞれの専門家が必要な程、高度な技術が必要ですが、それぞれを雇ったり外注していてはコスト競争に負けてしまいます。


この頃には、カメラがフィルムからデジタルに変わって来ていたので、フィルムを感光させる為の強力な照明は必要無くなり、カメラの設定やデジタル処理で補う事が出来たのがチャンスでした。


問題は音響で、これに長い間悩まされ、ノイズを拾ってしまったり、ケーブルからノイズ発生するなど、独自に技術開発せざる得ませんでした。


ある大物女優のプロモーションを依頼され、プロモーションを撮影し編集の段階で、事務所からCDに録音された音源が届き、編集しようとすると、音楽と映像がどうしても合わず苦戦しました。


時間ばかりが過ぎて、芸能プロの社長が来られ、私の部屋の食卓テーブルに山の様にどら焼きが積み上げられ、どうしたのかと聞くとファンの方から贈られたものだそうです。


この社長は糖尿だそうで、食べられないので持って来たそうですが、私が編集作業をしている間にこのどら焼きを食べてしまっていてあせりました。


そうこうしている内に、映像と音楽の音源のフォーマットが異なる事が分かり、音楽CDのフォーマット変換をする方法が分かり、これを張付ける事で解決しました。


何とか、新曲の発表前にテレビ局にバイク便を使い届ける事が出来でホットした事があります。


テレビ局相手では時間に迫られますが、きちんとクオリティーの高いものが納品できる事が分かると、続々と仕事が舞い込みました。


成功の秘訣は、戴いた仕事はきちんとやり切る事で信用が得られますが、実際にはフリーランスの中には、能力的にやり切る事が出来ず投げ出してしまう人が意外に多いのです。


その事は、こうした人達が投げ出した仕事が私に回って来る事から、ある意味で有難いことかも知れません。


あいつにやらせれば確実にやってくれると言う信用が、フリーランスでは必要です。


技術を持つ事はこれまでの人生を大きく変えてくれましたし、技術的な問題に対処するには、柔軟な発想で、解決方法を見出す発想力と、技術は常に新しくなりますので、日々の学習を怠るべきではありません。


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