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オープニングパティーで立ち回りを披露!CMと映画の出演依頼で半月滞在へ!第57話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]

29Apr2021-1.jpg侍姿で映画祭初日に登場すると言うド派手な作戦が功を奏し、初日から現地メディアの取材の申し込みがあり、慌ただしくなりました。


更に、殺陣の演技も得意でしたので、テーブルに立てた一本の蝋燭の炎を刀で一撃で切断し、血ふりをして鞘に静かに収める立ち回りを、オープニングパティーで披露すると、大反響で最初にこの映画祭のCMに出演の依頼がありました。


その後で、フランス映画への出演依頼が来て、滞在期間を延ばして欲しいと言われました。


この時、私の劇団から2名の女性が来る事になっていて、彼女達の宿泊場所が決まっておらず、実行委員会が用意してくれたホテルで最悪は雑魚寝する予定だったのです。


こうした事情を相談すると関係者が半月の宿泊先を用意してくれる事になり、郊外の5部屋もあるコンドミニアムを用意して下さいました。


29Apr2021-2.jpg翌日には映画祭のCMの撮影が始まりTGVのリール駅に現れ、リール国際映画祭に挑戦する侍と言うコンセプトで登場するシーンの撮影が行われました。


29Apr2021-3.jpg撮影された映像はその日の内に編集され、夕方には全映画祭会場で上映されるそうで、私もフランスでしかも映画館の巨大なスクリーンで銀幕デビューさせていただきました。


29Apr2021-4.jpgこの方がエディター((editor)編集者)です。


29Apr2021-5.jpg映画の撮影では、旧市街を交通を止めての撮影でこんな大事になるとは予想もしていませんでした。


この時に監督から葉巻を教えられ実に美味しく深みがあるもので、何と言っても高価ですがドミニカ産の葉巻が最も美味しい事を知りました。


特にバーで葉巻を吸いながらブランディーを味わうと、そのハーモニーが素晴らしく1時間位かけて1本を吸うのが最高に幸せな気分になりました。


私は、たばこは吸わないのですが、フランスでは税金が高く高価ですので、若い人達は紙巻タバコは高いので買わずに、自分で手巻きするタバコを吸っていました。


29Apr2021-6.jpg深夜11時頃になると各映画祭会場の上映が終わると、所謂ご苦労さん会と称する飲み会が毎日あり、終わるのが毎晩深夜2時頃です。


会話は、若い人達は大体英語ができるのですが、基本はフランス語です。


これが終わると車に乗せられ宿に向かうのですが、フランスの夜空の月の光は独特の明るさと雰囲気で、中世にでも来たかの様で、その理由はフランスでは街を余り明るくしない為に、夜空が綺麗だからだと思いました。


深夜2時半頃に宿に付き、シャワーを浴びて寝ると翌朝7時には迎え車が来てしまいますので、正味4時間位しか寝られません。


実は、フランス人は怠け者の様なイメージを持つ方が多い様ですが、実は働き者で、日本の大手商社マンと変わらない位良く働いていました。


次回第58話は、「フランス文化省の国家戦略と炭鉱の街リール市が無形資産の街に転換する計画!」についてお送り致します。

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