芸能界は恐ろしい、危険がいっぱい!怪しい得体の知れない芸能ゴロ!第51話 [私はこうして起業した!40年で総資産5億円超に!]
上原謙、田中絹代主演で一世を風靡した松竹映画「愛染かつら」のロケに使われ、上原謙が、ご覧の永保寺の愛染かつらの木の下「この木につかまりながら恋人同士が誓いを立てると、たとえ一時は思い通りにならなくても、将来は必ず結ばれるという言い伝えがあるんです。」と言う名台詞の舞台です。
今日は第50話に引き続き、第51話「芸能界は恐ろしい、危険がいっぱい!怪しい得体の知れない芸能ゴロ!」をお送り致します。
基本的に芸能界は旅が多く各地の色々な風土、物語に触れ、各地の名産品やイベント、人々と接するので楽しいものです。
その反面芸能界は恐ろしいもので、古くからのしきたりや芸能界特有の言葉があり、地方での公演などを仕切る人達がいるので、仁義と呼ばれるものが残っていたりする事があります。
特に芸能人の知名度を利用して何か悪事を企んでいる様な方が近づいて来る事は日常茶飯事ですから、こうした事は通常所属事務所が対応するのが普通です。
これ以外に、怪しい得体の知れない芸能ゴロと言うのがいて、こうした人々は芸能人や署名人に金を貸す、闇金の様な人達がいます。
また、元有名なプロデューサーと言うのも居て、金になりそうな芸能人に企画を持ち込み一緒に稼ごうと言う話を持ち込ん来ます。
実は、私もこれに引っかかってしまい、仕事をしてもギャラガ受取れない経験があります。
一見単純そうですが、有名人の事務所の仕事などで取りはぐれが無いと思い仕事を受けると、じつは間に入ったプロデューサーが名か抜きする事はよくあるのですが、その方が他で大きな借金があると、大手から入って来たギャラガ先に差し押さえられてしまい支払えない事が発生するのです。
こう言う芸能ゴロは、ギャラガ支払われる頃になると、喫茶店などで待っていて、支払われたギャラを回収してしまいます。
彼らの話では、「芸能人は貸し倒れが殆ど無い美味しいお客だ」と言う背景には、「知名度ゆえに全国どこに逃げても時間の問題で居所が掴めるし、一時的にダメでもその才能ゆえにまた大きく儲けてくれる」と言うのです。
こうした経験から、得体の知れないプロデューサーの仕事は受けない、受けるならテレビ局や制作会社、芸能プロ直でないとやらない様になりました。
しかし、無数に存在する取引先を見分ける事は不可能で、芸能界紳士録やタレント名鑑に掲載されている様な会社なら比較的安全かも知れません。
芸能界はある意味で悪い人も多く、恐ろしいやくざな業界ですので、所属プロや気の合う仲間を作り情報交換する事や、大きなお金の話は最初から疑って進めるべきです。
若い人が所属プロに入らないまま芸能活動をする事は、子羊が狼の群れの中に居る様なものかも知れません。
また、所属プロに入るには才能が無くては無理で、タレント(talent)つまり才能、素質、技量が必要で、簡潔言えばお金が稼げる人かどうかで決まる様です。
次回第52話は、「芸能界のしきたりや、独自の言葉があるのは何故?」をお送り致します。