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アサヒビールがグローバル市場で拡大!世界が注目する勝木CEOの世界戦略とは! [日本のマスコミが報じない世界のニュース]

09Apr2021-1.jpgアメリカの経済・金融情報の通信社ブルームバーグ(Bloomberg L.P.)により8日に行われたアサヒグループホールディングスの勝木CEOインタビュー報道によると、アサヒビールがグローバルで伸長させていく方針を示し、主要5ブランドの世界展開なども進める事を明らかにしました。


現在はブランド別の販売数量シェアで世界19位のスーパードライについて、主要都市の販売拡大を通じて2030年までにトップ10入りを果たす事を目標にしたそうです。


確かに、世界中旅をした経験のある人なら、海外で売られている日本のビールで目にする事が出来るのは、はやりアサヒのスパードライを見る事があらいますが、どれも日本で作られた缶ビールでした。


これが海外でも同ブランドと「ペローニ・ナストロアズーロ」、「コゼル」、「ピルスナーウルケル」、「グロールシュ」をグローバル5ブランドを展開するそうです。


これらのブランドはまだ飲んだ事が無いのでチャンスがあれば飲んでみたいものです。


正直申しますと私はドイツビールの様なろ過されていない上面発酵ビールが好きなですが、こうしたビールは製品が安定しない為に作らないと言われた事があります。


昔はビールを良く飲みましたが、最近ではお腹が膨れてしまう為に、最初の一杯は美味しいのですが、それ以上何故か飲めなくなりました。


20代から30代にはあれ程飲めたのに最近は飲めないのは体が衰えたせいかも知れません。


話は、戻りますが、英市場調査会社のユーロモニターインターナショナルによると、19年のビール世界販売額でアサヒGHは5位とされ、20年12月期の海外売上高比率は39%、本業のもうけを示す事業利益に占める割合は49%となっているそうです。


つまりアサヒGHは、約半分を海外で稼いでおり、我が国の貿易に貢献している事が分かります。


更に、昨年4月に 買収した豪州のシュウェップスを買収、続いてオーストラリア飲料販売量3位P&Nビバレッジズを約272 億円で全株式を取得して買収しています。


こうした戦略で豪州飲料売上 高は1000億円超え、シェアは29%になる見通しで、更に、豪ビール最大手のカールトン・アンド・ユナイテッド・ブルワリーズ(CUB)を買収しています。


アサヒHGの豪州戦略が分かりますし、更に、ニュージーランド(NZ)の酒類メーカー、インデ ィペンデント・リカーを約976億円で買収していますので、オセアニア戦略と言った方が良さそうです。


この辺りに目を付けた事は素晴らしく、オセアニアは地政学的に我が国に有利で、アメリカやヨーロッパからは距離があり過ぎるので競合し難い事が考えられます。


地元の企業がこうして頑張っている姿を見るのは嬉しいもので、我が国もまだ安泰と考えても良いのかも知れません。

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