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利権行政の闇!府中市元自民党議長!官製談合防止法違反で懲役2年6カ月求刑! [公金を利用して票田を作る自民党の実態!]

26Nov2020-1.jpg本年6月2日、警視庁捜査2課が東京都府中市の公園拡張工事や道路工事を巡り、元自民党市議会議長の木村茂被告(73)官製談合防止法違反の疑いで、逮捕起訴していた事件について20日東京地裁立川支部の竹下雄裁判長で開かれた初公判で、起訴内容を認めましました。贈賄側の市内の土木工事会社代表の田中善雄(76)も認めました。


東京地検は、論告で「行政の信頼を失墜させた。以前の入札でも被告間で類似の漏洩があった事もうかがわれる」として、元自民党市議会議長の木村茂被告に懲役2年6カ月追徴金100万円を求刑しました。


贈賄側の土木工事会社代表の田中善雄被告に対しては、懲役1年4カ月を求刑しました。


弁護側は、執行猶予付き判決を求めて即日結審し、判決は12月4日に出るそうです。


起訴状によれば、市議だった村木茂容疑者は、2019年8月土木工事会社代表の田中善雄被告から依頼を受けて、当時、都市整備部長だった塚田雅司被告(57)から聞き出した、「四谷さくら公園(2期)工事」の指名競争入札の最低制限価格を伝え、同年11月、見返りとして喫茶店で現金100万円を受け取り、現在官製談合防止法違反で公判中です。


起訴状から、元自民党市議会議長の木村茂被告は、同年8月、都市整備部長だった塚田雅司被告に数回電話し、最低制限価格を業者用語の「下の額」としつこく問い、漏洩を暗に求め、これに応じたものです。


土木工事会社代表の田中善雄被告は、わいろの100万円について、落札額の1%と供述しており、2期工事の入札は2019年8月28日に、田中被告の会社が最低制限価格を僅か9円上回る1億1220万4080円で落札しています。


行政側と与党会派の自由民主党市政会との慣れ合いの関係が推測され、官僚側は天下り施設の建設や天下り法人に流れる予算を可決させるには与党に貸しを作るなどの関係強化が必要だからと考えていたのかも知れません。

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