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環境利権は儲かる!官僚が進める認証利権と天下り法人の関係!官僚支配と搾取の仕組 [天下り利権に振り回される庶民]

30Sep2020-1.jpg墨田区の新保険センターの建物の設計に採用された「CASBEE(Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency(建築環境総合性能評価システム))について、先日の区民福祉委員会で「CASBEE」とは、何の略語か質問してみました。


答弁では、上記の括弧書きの部分の英語が答弁で示されましたが、発音が不正確で外国人には伝わらないと感じました。


正に、「CASBEE」とは正に国土交通省の官僚が作りだした造語で、これは世界では通用しない日本国内だけの排他的な認証システムで利権の塊である事が分かります。


CASBEEの計算式を見れば、環境性能効率 (BEE, Building Environmental Efficiency) は、以下の計算式により算出され、環境負荷が小さく、品質・性能が優れているほど評価が高くなるとしています。


30Sep2020-3.jpgこの計算式を見ますと、代入すべき値が「Quality:環境性能の総合評価値、Load:環境負荷の総合評価値」となっており、つまり総合評価値ですから、その総合評価と言う曖昧なものが代入されますので、恣意的に算出することが可能である事が、計算式から読み取れます。


その事を裏付ける様に但し書きには、「なお、評価の有効期限は3年間となっている」とあり、3年間の間に総合評価の中身が情報公開などで明らかにされ、誤りや矛盾が暴露されなければ、文書の保存期限が切れたと廃棄され、その後の検証は出来ない仕組みです。


30Sep2020-4.jpg「CASBEE」利権を創り出しているのは、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構で、その理事長はこんな経歴の持ち主で、大学教授を担ぎあげる事で権威化し、その実態は御用学者だったりする事が多いのです。


30Sep2020-2.jpg一般財団法人建築環境・省エネルギー機構の組織図ですが、この事務局に国土交通省の官僚が天下るポストが作られている事が推測されます。


こうした環境基準が作られる仕組みは、当然諸外国でも見られ、それらの多くが管制利権に結びついているのが実情です。


何故こうなるかは、環境と言う曖昧で形の無いものを売る商売ですから、在庫の必要もなく、ものを仕入れる必要もありませんし、環境と言う人々に不安を植え付けるだけの商品ですから丸儲けで、環境利権は儲かるからです。


結果的に、公共施設の建設でこれらの基準が採用されますと、入札などで排他的な入札仕様書が作られ、高値で落札できる仕組みが組み込まれ、我々の税金が搾取されてしまうのではないでしょうか。

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