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1人10万円の給付金届きましたか?墨田区は6月上旬振込の予定が遅延!その原因! [新型肺炎コロナウイルスと世界恐慌]

13Jun2020-1.jpg先月末に届いた墨田区の交付金申請書、6月1日に届く様に出しましたが、実際には何時送金されるのでしょうか。


墨田区では、委員会での答弁で6月上旬に届けられると答弁しています。


東京新聞の報道では、「十五万五千世帯を対象にする墨田区は「返送されてきた書類の確認に手間取るだろう」とみて、QRコードで照合できるように事前にシステムを改修した。その結果、予定を前倒しして六月上旬に支給開始できる見通しになった。一方、受給世帯数が同じ規模の目黒区は支給開始を六月下旬としている」と報じています。


上旬となると、少なくとも5月10日には支払われていなければなりませんが、昨日の夕方通帳を記帳してみましたが、少なくとも私の口座には振り込みはありませんでした。


この事は、実際には予定よりも遅れが生じている事や墨田区側の事前の読みが甘かった事が分かります。


6月1日の午前9時頃に陳情で来庁者が来るので区役所に行くと、郵便局の赤い軽自動車2台止まっており、交付金の申請書が多量に詰め込まれたコンテナボックスが6ケース程運ばれて行くのが見えました。


その時に直感的に、大量に人員を回さないとかなり時間がかかるだろうと予想しました。


その理由は、作業工程を示すと分かります。


先ず、届いた封書を開ける、恐らく自動開封機を使ったとしても、封筒から取出す作業に2秒、書類を広げる作業と内部の添付書類の確認作業に20秒、QRコードで照合作業に2秒、表示されたPC画面と申請書の照合作業に15秒、PC に振込銀行コード口座番号の打込み作業に15秒、別の職員がWチェックするに30秒かかるとします。


合計で1件当たり、熟練者でも1分40秒かかりますが、恐らく慣れていないでしょうし、お役所仕事ですから通常3分でできる作業も5分はかかるものと思われます。


5分×155,000世帯ですから、これを時間に直すと64,583時間を、上旬に済ませるには、実労8時間で8日間ですから1人で出来る作業は64時間げすから、64,583時間を64時間で割りますと必要な人員が導き出されます。


計算上これに必要な人員は1,009人になります。


これを上旬に支払いを済ませるには、8日間に渡り1日126人以上を動員しないと処理できない事が理論や計算上予想できます。


墨田区が、現実には予定の上旬に処理出来ず支払いが遅延しているのは、これ程多くの人員を動員していない事事が予想されます。


私が、こうした事が分かるのは、若い頃に設計会社を経営しており、大手企業の生産ラインの設計をしていたからです。


つまり、取引先からはこの製品を1日2万個作りたいと言う依頼が来ると、現場行って作業工程全ての時間を計り、人の作業を今度は機械に置き換え、モーターの回転数から機械の作動速度を計算し、機械を設計する仕事をしていたからです。


現実には、更に複雑で速度を上げると不良品が出る確率も高くなりますから、不良率を押させ装置そのもののコストやランニングコストを抑えなけれなりません。


当然、無から形を創り出す訳ですから高度な能力が求められます。


お役所の悪い所は、学業成績だけが優秀な方が官僚組織では出世してしまう点で、発想力や無から形を創り出すクリエイティブな能力を持つ人が仮に居ても活かせない点です。


少なくともこうした給付金に関する仕事は、数学的に作業を分析し数学的に予定支給日を割り出していただきたいと願います。


しかし、現実は「QRコードで照合できるように事前にシステムを改修した。その結果、予定を前倒しして六月上旬に支給開始できる見通しになった」という数学的な根拠が無いものだった事がお分かりになると思います。

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