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官民ファンドに群がるシロアリ達!官僚と自民党が日本経済を崩壊させている! [天下り利権に振り回される庶民]

25Feb2020-1.jpgご覧の表は官民ファンドの運用実績を示すものですが、14ファンド中11ファンドが損失を出している事が分かります。


今日は官民ファンドの問題点を解説いたします。


そもそもファンドとは何かをご説明致しますと、民間のファンドは機関投資家や富裕層から集めた資金を運用する投資のプロが資金が運用し高い収益を目指すものです。


これが官民ファンドになりますと、国の政策に基づき日本政府と民間で出資する日本の政府系ファンドで、その原資の実態は大部分が我々の税金です。


民間のファンドは運用利回りを最大限に上げて、投資家により多くのリターンを生み出す事が目的です。


これに対して、官民ファンドはそもそも目的が政府の成長戦略の実現、地域活性化への貢献、新たな産業・市場の創出という政策に基づき、民業補完を原則として、民間で取ることの難しいリスクを取ることを目的にしている点です。


その結果、民間の投資を活発化させ、民間主導の経済成長の実現を目的とするファンドですから、そもそも利益を出す事が目的ではありません。


この様に政策目的であって収益目的ではないとする運営方針を取る事で、官僚は自らが責任を取らなくても済む様な仕組みにしています。


原資が税金ですから損失を出せば税金が失われ、将来的に国民に負担を押し付けることになります。


更に、こうしたファンドの資金の多くが官僚利権の温床となる天下り法人やゾンビ企業と言われる税金を喰う事で存続する天下り法人に流れる仕組みになっています。


こうしたファンドが官僚が作り予算を作り、与党である自民党が予算案を可決させ税金が投入されますが、その結果はろくな検証はされず、満期頃になりますと当時これを決めた人達は居ません。


つまり、時間の流れと共に忘れ去られると共に、その結果責任を負うものは居ない状態になりますので、これを繰り返す事で、継続的に天下り法人にお金が流れ続ける仕組みとなります。


その結果、本来の目的である成長戦略の実現、地域活性化への貢献、新たな産業・市場の創出等の目的が実現されず、民間の投資を活発化も、民間主導の経済成長の実現処か衰退を招き続けて居るのです。


こうした状態がわが国を衰退させ、借金だらけの国家にしてしまいました。


このままでは大変な事が起きてしまいます。


官民ファンドなど誰も責任を取らないファンドは国民の税金や借金を押付けるだけですから一刻も早く止めさせるべきではないでしょうか。


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