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貧富の格差と階級社会第17話グローバル社会を生き抜く事は実はハードルが高い現実! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

12Jan2020-1.jpgご覧の写真は私が2003年に国際映画祭に入選し招聘を受けたアメリカのミシガン州立大学の授業風景です。


こうした中にたった一人で行く、或いは居ると言う事がグローバル化社会の現実で、こうした状況下で求められる仕事をしなけらばなりません。


人種も違いますし言葉の壁もありますが、求められるものは人間性で自力で頼りになる仲間を作り人間関係を作るには飛び込んで行くしかありません。


基本的に外国人が好きでないとグローバル化社会には適応できませんし、誰もが向くとはとても思えませんので、グローバル化に適応できる人とそうでない人では、その段階で格差が付いてしまいます。


私の場合外資系の会社に就職して3ヶ月後にはたった一人、海外出張で2か国の系列会社に行かされました。


当然、これらの会社には日本人は誰も居ませんし、会社から与えられた仕事は、現地法人で人間関係を作る事と現地スタッフが日本の銀行と関係を構築出来ていないのでその橋渡しをする事ででした。


最初に訪問したのは香港で、外へ出ると猛烈な暑さと湿気に驚きました。


先ず、デパートに寄ると面白い事に手品用品売り場があり、手品数点を買い求めました。


その夜に現地スタッフと懇親会があるので、日本人が如何に素晴らしいものであるかを驚きをもって知らしめる事と、英語力に自信が無かったのでそれを補う意味もありました。


夕食は、大きな中華風の丸いテーブルで現地スタッフだけではなくその家族も来ていますので結構な人数でした。


その中で自己紹介をしながら「私はエスパーだ」と言って、にわか仕立ての手品を披露しますと面白様にひつかかるのです。


その一瞬で皆さんに気に入られ、2次会はナイトクラブへ案内され、3次会はカラオケにまでつき合わされたった一晩で仲良くなりました。


やはり外国人と言っても同じ人間ですから、楽しい事、面白い事は一緒ですから、簡単に言葉の壁は埋められるものです。


先ずは相手から気に入られる事、その次は結果が出せる事が求められ、結果さえ出せれば比較的居心地がよくなるものです。


やはりグローバル化社会で成功するタイプは開拓者精神が旺盛な方で、前人未踏の地を挑戦するタイプの方なら大丈夫だと思います。


その反対に向かない方は、他力本願型のタイプと同じ集団の中で群れるタイプは、恐らく適応できないのではないかと思われ、こうした方はグローバル化社会には向かず精神的に参ってしまうかも知れません。


何よりも大切なことは、自分自身をこうした環境に立った一人で置いてみる事で、観光ガイド付きの海外旅行では意味がありません。


グローバル化の本質は命がけで世界を旅をした大航海時代ですから、未知の世への好奇心、命よりも冒険が好きと言う若者はグローバル化社会に適応できる素質があると思います。


現実には世界的な大富豪の多くの方は若い頃に世界中を旅した方が多いと、少なくとも私の記憶ではそう思います。

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