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業況調査からわかる余りにも酷い墨田区の産業政策!その4 激落ちのサービス業 [墨田区の産業経済動向]

10Nov2019-4.jpg墨田区のサービス業は過去最大の落ち込みを見せており、上の東京都平均は緩やかに上昇していますが、墨田区内ではご覧の下の折れ線グラフをご覧戴ければその厳しさがお分りになると思います。


この背景には東京都平均と墨田区平均の乖離が激しい事から、墨田区の区政運営上の無策が激しい事を示しています。


墨田区は本当はインバウンド(外国人観光客)が激増しているのに、外国人観光客に対して墨田区の魅力を発信出来ていませんし、外交的な無策を痛感致します。


先日、行政改革特別委員会がございましたので、区の遊休施設や廃校になった学校の活用についてご提案させていただきました。


先ず最初に外国の大使館を誘致する必要を述べさせていただきました。


私は大使館のレセプションなどに招待された経験が複数ありますが、どの大使館も知事や市区長クラスがレセプションに呼ばれ、積極的に自分の都市の魅力を売り込んでいるのが実情です。


墨田区の山本区長は英語が出来ないせいか、外国との交流が出来ていませんし、外国人相手のビジネスもした事がないので折角外国人が墨田区にいらしているのにその魅力を売り込めないと感じます。


先日のレセプションでは大使館員が墨田区に住んでいましたし、この事は外国の大使館を誘致できる可能性がある事を示唆しています。


大使館のレセプションでは、その国の産品を売り込むと共に、ビジネスパートナーを探していますので、財界人や知識人幅広い人脈を持つ方が呼ばれ、それをPRする為にマスコミ関係者が多く呼ばれています。


実際には、大使館では、ほぼ毎晩の様にレセプションパーティーが行われていますから多くの人々が集まる場所です。


これを墨田区が誘致できれば、大使館は国家の威信をかけて作られますので綺麗で豪華な建物になりますので、周辺環境も良くなります。


更に、大使館を誘致する事で外国人観光客が何を求めて来ているのかなど、ノウハウを持っています。


それは、自国に海外からの観光客を誘致したいと言う事も仕事の一つですから、観光や誘客の専門家もいます。


また、雇用も生まれます。


話は変わりますが、墨田区の財政収入を考えますと、事業所を増やしませんと地方交付税交付金が減額されてしまいますので、お金が稼げて雇用を生む事業所を増やす必要があります。


それなのに上のグラフを見ても分かりますが、サービス業の落ち込みが激しいのは、これまで墨田区が天下りの為の政策が優先され、北斎美術館やトリフォニーホールの指定管理者である墨田区文化振興財団などの天下り法人に投資されて来たからです。


こうしたものに多額の税金が補助金として使われて来ましたが、区内の事業所活性化する為の投資はして来ませんでした。


その結果、町工場や問屋などの事業所が激減してしまい、本来サービス業の顧客になる勤労者数が激減しているからです。


また、墨田区の財政に対する民生費は収入の半分以上に達しています。


この背景には生活保護費の激増があり、働きたくても働ける場所、つまり事業所が少なすぎて高齢者が働ける職場が無い為に悪循環が起きています。


つまり働きたくても仕事が無い為に生活保護になっている方が現実は多いのです。


官僚利権をぶち壊し、区民の皆様の仕事を作り生き甲斐を感じる都市に変えて行くことが必要だと私は思います。

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