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貧富の格差と階級社会はこうして作られる第13話 宝くじを買うと貧困になる仕組み! [貧富の格差と階級社会はこうして作られる]

24Oct2019-1.jpg年々高額当選金が増え続ける背景には宝くじ全体の売上の40パーセントを占める年末ジャンボ宝くじの売上が年々落ちている事が背景にある様です。


1等の当選確率を計算してみますと1千万分の1に過ぎず、その還元率は46.8パーセントですから、年末ジャンボ宝くじ300円を10枚買いますと3000円ですが、買った瞬間半分以下の1404円になります。


結果的に末当の300円しか当たらないのが大部分で3000円が300になり多くの方の2700円が失われます。


世の中と言うものは無常なもので何の努力もせずに一攫千金を狙うものは結果的に貧困に陥る構造になっている事を見抜くべきです。


政府が進めるIR法案も貧富の格差を広げ、これに群がる利権を持つ人々だけが結果的に儲かる仕組みが作られるものです。


これらは地方自治や社会貢献を宣伝していますが、宝くじの場合社会貢献に回るのは0.5パーセント程度と推計されます。


宝くじの場合当選金の支払いに回される割合は46.8%、指定都市に配られ公共事業に配られる割合が39.6%、みずほ銀行などの手数料が12.3%、派手な宣伝に使われる宣伝費0.8%、社会貢献へは0.5%と見られます。


中でも指定都市に配られ公共事業に配られる39.6%は、総務省管轄の公益法人や外郭団体が百を超える利益を貪る団体に総務省OBが天下り高給を貪り渡りで団体を回っては退職金を貪る構図は変わっていません。


指定都市に配られ公共事業に配られた補助金も無駄な公共事業に使われると共に指定都市の天下り法人に流れる仕組みになっているのが普通で利権の温床になっています。


こんなものにお金が使われている事を多くの人々が知らないし、知ろうともしない背景がありそうです。


利権を作ろうとする側は、多くの人特に貧困層からお金を巻き上げる方法を研究しており、様々な方法で売ろうとしています。


例えば、高額当選者の7割が長期購入者とか、テレビで行列する光景を報道させる、2.4時間毎に千万長者誕生とか、買うのを辞めるとチャンスが無いとか人間心理をくすぐる方法で売っいます。


貧困に陥る人程多い思考パターンは根拠の無い過剰な楽観的自信で「自分だけは当たる」と思い込む傾向があると言われています。


数学的にこれ程損をする可能性が高いものはそもそも金持ちは買いませんし、仮に高額当選してもお金を持つ事に慣れていないものは逆に不安になって使ってしまうものです。


また、高額当選者を公表しない背景には、公表すると犯罪に巻き込まれる恐れがあり、過去に殺人事件に発展した事例が少なからずあります。


宝くじを買うと貧困になる仕組みは、根拠の無い過剰な楽観的自信でこれは相場で損をする人と似て居ます。


お金を稼ぐには努力なくして達成できるものではありませんし、自分で稼いだお金でないと身に着きませんし、遺産が入り逆に破産してしまう方が多いのは、お金を稼ぐ方法や増やすを知らず浪費してしまうからです。


幻想に過ぎない宝くじの高額当選金に騙されない様にご注意下さい。

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