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歌舞伎座6月大歌舞伎!普段見れない舞台裏をご紹介!巨大な回り舞台、楽屋! [日本文化]

13Jun2019-1.jpgこの日は仕事の関係で歌舞伎座を訪問しました。


13Jun2019-5.jpgこの日は歌舞伎座6月大歌舞伎が行われており、華やかな歌舞伎の舞台合い間には大道具さん小道具さん照明さんが忙しそうに仕事をされていました。


13Jun2019-2.jpg友人の歌舞伎俳優中村富志郎がいらっしまいたので控え室に案内してくださいました。


13Jun2019-3.jpg歌舞伎のメイクはこの化粧台で行われ、その照明はご覧の白熱灯2台で行います。


メイクは下地にビン漬油を塗り、水で溶いた白おしろいを刷毛で塗り、スポンジで軽く万遍なくたたいて定着させ、演じる役柄に合わせて眉や唇、時には隈取などを書いて行きます。


この日の歌舞伎座は昼は六月大歌舞伎で、平日だと言うのに満席で歌舞伎の根強い人気の陰には長い伝統とお客様を楽しませる仕組みが満載されている事や出演者の裏側で多くの職人さん達が支えてくださっています。


夜は三谷幸喜さんの作・演出の所謂三谷歌舞伎の「月光露針日本風雲児たち」が上演され、ロシアの難破船を題材とした物語を歌舞伎にしたものだそうです。


13Jun2019-4.jpgご覧のものは、歌舞伎座の回り舞台の真下で私達の立っている場所の下は、奈落と言われ間違って落ちれば死んでしまう程の深さがあります。


歌舞伎俳優の皆さんは月初めから25日までが公演の為その期間は毎日休みが少なく月末に僅かな休みがある程度で直ぐに次の公演の稽古が始まりますので殆ど休めないのが実情です。


特に、結婚などで奥さんが一般のサラリーマンの家庭で育って方は、週末は家族団らんでが当り前ですが、歌舞伎の世界では休みが少ない上に地方公演等で半年後に家に戻ったら奥さんが居なかった何て事もあるそうです。


やはり日本の舞台芸術は素晴らしいですし、若い頃は昔の歌舞伎座で歌舞伎を度々鑑賞させていただきましたが、今も時間が出来れば見に行きたいですね。


それにしても歌舞伎座が建て替えられてから、初めてうかがったのですが、こんなに広く綺麗になっているのには驚きました。

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