欧州中央銀行(ECB)のマイナス金利政策!ドラギ総裁が見直しを検討! [世界経済と日本]
ご覧のグラフは欧州中央銀行(ECB)が公表しているユーロ圏利回り曲線ですが、2年国債がマイナス0.6パーセントで9年債までがマイナス金利である事が分かります。
1週間ほど前に、ドラギ総裁が欧州中央銀行(ECB)のマイナス金利政策について、見直しを検討すると示唆しています。
関係者によると、マイナス金利の影響は長らく政策委員会で議論されてきたものの、ドラギ総裁の発言は複数の政策委メンバーを驚かせ、何らかの措置が近く講じられる可能性がありそうです。
しかし、この問題はECBの各委員会で協議されていないそうで、同報道官は金融政策に関する同行の協議についてコメントを控えています。
こうした動きからマイナス金利は見直しが必要と考える中央銀行関係者が増えて来ると見られ、各国の通貨安競争も最終局面に向かっているのかも知れません。