統一地方選挙前半戦の結果から何が見えるのか?進む政党離れ! [ニュース]
7日に行われた統一地方選挙での道府県議選の当選者数ですが、最も当選者を出している自民党は1156名中412名が無投票当選で候補者不足が深刻な事が分かります。
また、政党離れが進んでいる事が分かり、無所属が536名、諸派が73名その合計は609名で自民党の1156名に次ぐ勢力になっている事が分かります。
7日の政令市議選の当選者数はご覧の通りで、これも政党離れが進んでいますし、無所属154名と諸派87名の合計は241名で自民党の324名に次ぐ勢力になっている事が分かります。
政党離れが進む背景には、政党公認の候補者の質の低下が考えられ、政党の看板で当選しても議会では党議拘束があり実際には住民の皆様からの陳情すら結果的に不採択にしてしまうのです。
どうして民意が尊重されないのかを観察してみますと、行政の執行部との政策協定があるからの様で、お伺いを立てると出来ない言い訳が返って来る様で政党所属の議員が不採択の理由が官僚言葉で「趣旨に沿う事は困難である」になってしまうのです。
これでは皆様の代表として仕事など出来ませんし、民意を裏切過ぎているのではないはないかと感じる事が多いのです。
また、単に賛成票を入れるだけの議員では、優秀な人材は上からの言いなりで何も出来ない事に気づくと辞めてしまいますので、結果的に選挙屋さんしか残らないのではないでしょうか。