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官製談合疑惑!平成31年3月4日10時すみだふれあいセンター 高速プリンターの入札! [墨田区教育委員会事務局の官製談合疑惑の研究]

26Feb2019-1.jpgご覧の入札仕様書は匿名で郵送されて来たものですが、これを見て私は驚きました。


つまり、理想科学社製のオフィスカラープリンターGD9631は世界最高速のプリンターですから福祉作業所のすみだふれあいセンターで使うには大きな無駄が出る可能性の高い最高位機種である事がわかりました。


26Feb2019-2.jpgこれが仕様書にある機種ですが赤い矢印部分に世界最速160枚/分とある様に世界最速は良いのですがその分価格は非常に高く普通の機種の2倍以上の価格です。


このレベルの機器は印刷業を専門に行い大量の印刷物を製造する専門業者以外使用するメリットは無いといわれております。


これを墨田区は5年間のリース契約をする訳ですから、機器のリース料とは別に消耗品であるインクの単価契約にも大きな影響が出て来ますし、事実上5年間入札がありませんから納入業者にとって美味しいビジネスになります。


つまり、こうした導入の依頼を出したすみだふれあいセンターの職員と納入業者の間に何らかの馴れ合い関係があり、業者にとって排他的な入札に利用でき儲けの多い、実際に必要の無い世界最高機種を指定させた可能性があります。


ちなみに福祉作業所の印刷業務は、こうした高速機器で印刷する必要がある特急の印刷物や民間の印刷物はごく稀であると思われますし、実際には区のお知らせ用のチラシが殆どですから先ず必要が無いと言わざる得ません。


こうした実態は、特定の業者がメーカーの代理店である事が多く、その場合入札で自分の会社が有利にする為に、発注権限のある職員と結託又はそそのかして入札仕様書にメーカー指定させます。


次に、入札仕様書にメーカー指定や機器の商品名や型番等を指定させそれが成功すると、今度はメーカー側に入札情報を事前にリークします。


メーカーはこうした入札情報を基に、自社の製品が価格競争に晒され価格が下がる事を警戒し、特定の代理店などと価格調整や出荷制限、取引条件を厳しくするなどして競合他社が入札に参加できない様にしてしまいます。


良くあるパターンとして、代理店経由でないと売らない、入札の後の納入日に納品が不可能な納入時期を提示する。


新規の場合は取引口座を納入期限までに作れないとか、在庫があっても在庫が無いと様々な理由を付けて競合他社が入札に参加できない様にしてしまいます。


これは当然違法な入札妨害行為ですが、何度摘発されても続けれられており、まるでもぐら叩きゲームの様な状態で全国自治体でも同様のことが行われている可能性があります。


この取締りは警察ですが、肝心の警察も所轄によっては物品の購入などで知らず知らずの内に特定のメーカーを指定している可能性は否定できませんので、この問題は各自治体や機関が広く共有する必要がありあそうです。


大量の印刷物やコピーが必要でした、私の古巣の大手総合商社ではどの様にしているのか教えてもらいますと、年間の必要印刷枚数を割り出し、その枚数を印刷するのに一番最適な機種とインクやメンテナンス等のランニングコストの総額を競わせれば良いといわれました。


こうしますと目的が最重視され、入札する度にその時点での最高のコストパフォーマンスを競われる事が出来るので非常に効率的になる事は当たり前ではないでしょうか。


現状のまま入札になりますと落札する業者は、総合商社ベンキョードー又はそのお仲間の業者がこれを同社から譲り受ける形で落札する事が予想されます。


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