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決算特別委員会報告!墨田区の商工費の推移だ!商店街が衰退する原因はこれだ! [墨田区議会]

05Nov2018-1.jpgご覧のグラフは墨田オンブズマンの大瀬康介が決算特別委員会資料で資料要求し出させた「資料2 商工費商工振興費の推移(過去20年の推移と同グラフ)」です。


ご覧いただければ一目瞭然ですが、平成11年には56億5千万円でこの部分は、墨田区の天下り株式会社国際ファッションセンター株式会社のビルの工事代金の支払いに伴うものが殆どだった様です。


その後約6年間は30億円代が続き、平成17年には10億円を割り込み11年低迷を続けています。


この原因は、バブル崩壊で金機関が政府の公的資金投入により再建途上で金融機関が商工業に資金を貸し出せなくなった為に区が毎年18億円を金融機関に寄託、つまり18億円を預け区内商工業者に融資がされる仕組みがありました。


それが平成17年になるとバブル崩壊後金機関が政府の公的資金の返済が終わり、信用保証制度が確立され金融の円滑化が図られた為にこの制度が廃止された為です。


それならそれで単純に廃止するだけでは無くその分の資金を商工業の振興の為に振り向けられば良かったのですが、この当時はすみだ北斎美術館の建設で資金が足らずこうした資金が北斎美術館に向けられそのままになっているのです。


平成29年には6億6千万円ですが墨田区の人口が約27万人と言う数で割りますと区民一人当たり2千4円しか使われていません。


この金額では人口27万人の経済規模がある当区の商工業の需要と活性化を担える規模では無く、商店街が衰退し他区へ買い物に出てしまう状況が生まれてしまいました。

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